2018.10.27
今シーズンの反省、そして来年に向けて
今回のブログは10月15日に執筆しています。
このところ急に寒さが増してきました。
7月末の桃から始まった収穫期は、もう終盤戦となり、
わずかな梨とりんご少々を残すのみになりました。
まだ終わっていないのですが、この収穫期を振り返ると、
販売面では今年新たに試したことがいくつかあり、
結果として昨年見えていなかった様々な需要を発見することができました。
詳しくは、また次回のブログで書いてみたいと思います。
一方で、昨シーズン中から考えていたことで試せなかったこともあります。
例えばネット販売です。
ポケットマルシェというサイトがありまして、ネット上のマルシェです。
こちらでは以前からはちみつは販売しており、
今年は梨を販売し、お客さまからどのような反応があるか試そうと思っていたのですが、
直売所など他の販売チャネルが好調だったことと準備不足もあり、試せずじまいでした。
来年、再チャレンジしたいと思います。
また、今まで果物は生で売り切ることを重視していました。
加工に手を出すより収益性が高いと考えていたからです。
ただ、生で売り切る以上の収益を上げられる方法があるかどうか、
これからもう一度検討してみようと思います。
そして、新たな樹種を栽培する可能性も追求したいと思っています。
構想を練っている時間は楽しいですね!
(収穫を終えた梨畑)
佐藤辰彦(さとうたつひこ)
福島県 福島市
1976年福島県生まれ。大学、大学院と経済学を学び、首都圏で会社員として働く。東日本大震災後、困難な状況にあった福島にたびたび帰省する中で、実家の「佐藤果樹園」を継ぐことを決意。アグリイノベーション大学校で有機農業と養蜂を学んだ後、2017年にUターンした。