2018.04.12
頂きめざして!
はじめまして!福島県福島市にて親元で果樹栽培(桃・梨・りんご)、稲作、そして自分の事業として養蜂を営んでおります佐藤辰彦です。
私、2016年末まで、埼玉県内で会社員をしておりました。2011年東日本大震災後、週末は福島市内で代々果樹農家を営む実家を手伝う傍ら、2015年より養蜂事業を始めました。2017年より福島市に完全に戻り、農業一本で生活しております。
福島市は盆地特有の気候で、夏は高温多湿、年間の降水量は少なく冬は寒冷です。そのような恵まれた風土により、果物栽培が盛んな地域です。
福島へ戻り農業を始めたきっかけは、東日本大震災です。震災後、必死の思いで事業を再開し、生産を行いました。しかし、その生産物が二束三文の値しかつかなかったのです。正直、悔しかったです。「このままでは終われない。」そう思ったのが実家に戻り、農業を始めた理由です。
今年の目標は、果樹の方に力を入れることです。果樹というのは、一年中管理が必要で栽培技術は多岐にわたります。自分の現在地がどこか、はっきり言って頂上の確認は全くできていません。完全に視界不良!先輩農業者とのレベルの違いに打ちひしがれる毎日ですが、一歩一歩階段を登っていきたいと思います。
佐藤辰彦(さとうたつひこ)
福島県 福島市
1976年福島県生まれ。大学、大学院と経済学を学び、首都圏で会社員として働く。東日本大震災後、困難な状況にあった福島にたびたび帰省する中で、実家の「佐藤果樹園」を継ぐことを決意。アグリイノベーション大学校で有機農業と養蜂を学んだ後、2017年にUターンした。