2015.06.11
わくわくお野菜ランド流、草との付き合い方
こんにちは。
自由な発想とインスピレーションで畑を謳歌!
足柄みなもと農園~わくわくお野菜ランド~
佐藤友明です。
いよいよ夏本番!と・・その前に。
梅雨ですよ、梅雨。
これを境に今年も野菜以外の草達が一気呵成(いっきかせい)に畑内を謳歌するのです(笑)
それを見て園主である僕は、「嗚呼、夏が来る」と実感するのです。
10年以上耕作されていなかった畑ですから、
気を抜けばあっという間に草ジャングルに戻る我が畑にて、
草の対策という概念は無駄かもしれません。
僕のやることといえば、
週に1度くらいの頻度で草刈りをして、その都度その刈った草をマルチ代わりに作物の周りに敷いておく。
トマトは水はけを考えて、最初から土を通常より高く盛り上げて高畝(たかうね)で栽培する。
その2つくらいでしょうか。
今年は種を蒔く時や苗の植え付けの時などの準備以外では、地際で土を削るような草刈りもしないようにしています。
良いんです、伸びたら地際5~10cmくらいのところで刈れば十分。
伸びては刈って、また伸びては刈ってで、こまめに草と付き合っていきたいなと。
当然ながら栽培ですから、人間の都合にて草を刈るのですが、
付き合い方を考えて、こまめに観察しながら刈るのが一番自然体かなと思うこの頃。
うちでは草は生えている時でも、刈られた後でも役割があるのです。
栽培管理も畑管理も、僕のやることは「必ず最低限度これだけは!」ということにして、
手を加えるのは最小限に抑えることを心掛けています。
そんな畑の野菜達は、毎年野性味溢れる姿・形で楽しませてくれて、
野趣溢れる味を提供してくれる。
いつの日か、うちの野菜は自生から野生になれるのか?
そんな阿呆な想像も、わくわくお野菜ランドなら現実に起こり得るのではないか。
そう思いながら梅雨も楽しみ、野菜や土と対話する日々を過ごすのです。
栽培も種もワクワクが基準!
佐藤友明(さとうともあき)
神奈川県 松田町
無農薬の自然菜園として足柄みなもと農園~わくわくお野菜ランドを運営している。2013年に夫婦で就農。1972年生まれ神奈川県出身。