2018.12.19
暖かい11月からの初霜、冬の訪れ
今年は暖冬だと9月頃から言われていて、実際に11月末くらいまで本当に暖かく、
作業をしていると汗ばむくらいの気候でした。
その結果、南阿蘇の村田さんもブログに書かれていましたが、
葉物類がぐんぐん成長してしまって収穫が追いつかず、
巨大なサイズになって出荷のタイミングを逃してしまったものもありました。
(昔ながらの小松菜、「早生丸葉小松菜」。成長が早く、すぐに巨大に…)
通常3月4月が農作物の少ない端境期になりますが、
このままだと、皆収穫が前倒しになっているので、
2月には端境期に突入してしまうのではないかとの話もあります。
こちらでは端境期に収穫物がなくならないよう、少しずつずらして葉物類を作付けしています。
11月末頃から急に気温が下がったりして、ようやくこの時期らしい気候になってきました。
いきなり朝の気温がマイナスになり初霜が降り、変動が大きいなあと驚きながら、
慌てて寒さ対策を進めています。
(11月末の朝の風景。バッチリ霜が降りました)
(白菜の結束作業。白菜の頭が霜で痛まないよう、ヒモで外葉を巻きつけていきます)
寒いのは苦手ですが、野菜は寒さから身を守るためにエネルギーを蓄えようとして、
甘みが増してきますよね。冬野菜を使ったお鍋など冬の料理は最高ですね。
私が住んでいる音地地区は三間町の中でも雪の深い地域で、昨年は特に雪が多く、
膝まですっぽり雪が積もりました。今年の雪は控えめでお願いしたいと思います…。
(昨年の三間町の風景。町全体が雪に覆われてしまいました…)
大島雄(おおしまゆう)
愛媛県 宇和島市
1981年東京都生まれ。大学卒業後、住宅設備メーカーに就職。松山に配属され9年間営業職として働く。その間に愛媛育ちの千春さんと結婚。退職後、故山下一穂さんが主宰する土佐自然塾で学んだ後、2014年、千春さんの故郷近くの宇和島市で「オオシマ農園」を開く。