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2018.05.31

スロースターター

5月も中旬となり、町内の農協の放送は、秋野菜であるサツマイモ苗の予約注文のお知らせになっていますが、当農園では…まだ夏野菜が全然植え終わっていません!

ナス科やウリ科の夏野菜の定植は、露地であれば4月下旬~5月中旬くらいが西日本では適期ですが、うちでは毎年5月中か、遅いと6月までまたいでしまいます。
そして、「梅雨前にジャガイモを掘ってサツマイモを植えないと…!」と6月中旬くらいまで忙しくしています。

毎年「今年こそは」と冬の片付け作業などを前倒しして、春夏作の準備を早めようと12月~年明けくらいまでは息巻いているのですが、今年は当農園のある三間町では、38年ぶりの雪の多い年でして…。1、2月は農作業日和の晴れの日はほとんどなく、結局今年も3月に入ってやっとトラクターを動かせたような状況で、結果畑の準備が追い付かず、例年通りのスロースターターです。

ただ、今年はこんな私でも少しは学習しまして、遅めの定植日から逆算してあえて播種日も遅くしています。そのおかげで成長しすぎて老化した苗を植えるようなことにはならなそうです。

毎日、週間天気予報とにらめっこしながら、作業が多くてバタバタしているこの時期ですが、夏の実りに向けてワクワクが膨らんでいく時期でもあるのでした。

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(定植待ち渋滞中です。早く植えねば!)

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(トマトは今回ミニと大玉と調理用と3種類。何とか定植完了。)

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(ウリ科類定植予定の畑。いつでも植えられます!)

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(ナス科類定植予定の畑。まだ準備できていない!畝立て急務!)

challenger

大島雄

大島雄(おおしまゆう)
愛媛県 宇和島市

1981年東京都生まれ。大学卒業後、住宅設備メーカーに就職。松山に配属され9年間営業職として働く。その間に愛媛育ちの千春さんと結婚。退職後、故山下一穂さんが主宰する土佐自然塾で学んだ後、2014年、千春さんの故郷近くの宇和島市で「オオシマ農園」を開く。

写真家の眼 大島 雄

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