SHARE THE LOVE

2018.04.12

予は下野(しもつけ)の十姓なり

challengers03_-oshima_k_sp

私は、妻と1歳半の娘と猫たちと栃木県塩谷郡塩谷町で楽しく暮らしています。以前は東京で花の仕事をしていました。そんな時に、私の地元である塩谷町が指定廃棄物処分場の候補地になってしまいました。とても自然豊かな場所で何もない田舎ですが、それが逆に魅力でもあります。大好きな故郷なので、この大きな問題を身近な立場で考えていきたいと思い、地元に戻ることを決意しました。

震災や海外渡航の経験などで以前より興味があった、環境問題、食の問題、自給自足。この場所で自分にできることを実践しようと思い、有機農家の研修を経て、現在は農薬・科学肥料を一切使わないで季節の野菜約50品目とお米を作っています。

安全安心な野菜はもちろんのこと、環境を第一に考え、私生活でも人にも環境にも負荷のない生活を心がけています。しかし農業はまだ始めたばかりで、時間にも追われ、失敗だらけです。日々試行錯誤し、より良いものを作れるよう頑張っていきたいと思っています。

タイトルは栃木の百姓の先輩、田中正造の「予は下野の百姓なり」という言葉が元ですが、まだまだ私は百姓とは言えません。十姓くらいです。ご縁がありましてSHARE THE LOVE for JAPANに参加させて頂くことになり、とてもありがたい気持ちです。このブログをご覧の皆様も何かのご縁だと思っています。このブログは、農業のことだけじゃなく、地域のこと、生活のこと、生き物のこと、人や大地にやさしい色んなことを書いていけたらなと思っていますので、どうぞよろしくお願い致します。

challenger

大島和行

大島和行(おおしまかずゆき)
栃木県 塩谷町

1981年栃木県生まれ。文化服装学院卒業後、花の生産農家、ディズニーランドの造園などの仕事につく。インド旅行ではマザーテレサの施設でボランティアも経験。有機農家での1年の研修を経て、2017年、故郷の栃木県塩谷町で「大島農園」を開く。約50品目の野菜と米を作る。

写真家の眼 大島 和行

過去の記事を読む

BACK TO TOP