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2019.10.18

新たな視点で作業を見直す!過去一番楽しい稲ワラの回収をしてきました♪

野菜を束ねる時や、植物を支柱に誘引する時、安価で扱いやすいビニールヒモを使うことが一般的ですが、うちの農園では稲ワラを使います。

稲ワラを使う理由として、例えばトマトやキュウリの場合、片付ける時に残渣を丸ごと堆肥にできるため、ゴミを出さないことにつながります。

毎年その資材用の稲ワラの調達のために、稲ワラを譲っていただける農家さんの田んぼに行き、一輪車に稲ワラを積んで、軽トラまで何度も何度も運ぶ動作の繰り返しでした…『去年までは』

さぁ今年の様子を見てください♪

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(軽トラによるピストン輸送)

写真中央から左側に、軽トラが田んぼに入れるように動線を作りました。
これなら稲ワラを中央に寄せ、横付けした軽トラに積むだけの勝ちパターンです。
作業中、私はずっとニヤけ、「すげぇ」「すげぇ」しか言っていませんでした笑
非米農家らしい3年目の大発見。第10回のブログ、「トラクターを活用して理想の農道作りに挑戦してみる!」に引き続き、業務効率化の新たな一歩となる出来事でした。

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(調達した稲ワラは、乾燥させるために立てて干します)

この記事をみなさまと共有できるのは、長年に渡り貴重な稲ワラを譲っていただける農家さんのおかげです。名前は伏せますがこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。
いつも支えてくださりありがとうございます。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
次回は10月下旬公開予定です!

challenger

大平成晴

大平成晴(おおひらまさはる)
大平農園 / おーべーファーム
神奈川県 鎌倉市

1992年神奈川県生まれ。約40年前、消費者の要望を受けた祖父母が有機農業を開始し、CSAの先駆けとなった。以後、会員制の野菜販売を継続している。生産側・消費側 双方の高齢化により「世代交代」も課題に。「町の中の畑」が地域の財産となるような都市農業の可能性を追求し、存在意義を示したいと意気込む。

写真家の眼 大平 成晴

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