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2019.06.13

「安心・安全な野菜」お客様との認識ギャップ〜大平節で語ります〜

いよいよ、今回より大平節をかましていきたいと思います!
これから数回に渡り発信することは、私個人の見解で、内容の是非を問うものではありません。
しかし、素人農家ながらに読者のみなさまとシェアしたい大切な課題です。

先へ読み進める前に、私が暑苦しい男と知っていただきたいので、過去4回分の記事をぜひお読みください(^^)
大平という“人”にコミットしてくださいね。

「安心・安全な野菜とは何でしょうか」
この問いに、多くの方は“無農薬”や“無化学肥料”、“オーガニック”という言葉を挙げられ、“農薬と化学肥料は危険だ”というご意見も多くいただきます。

本当にそうでしょうか。
“無農薬”・“有機栽培”・“オーガニック”という言葉でひと括りにしても、農家の人柄も、堆肥の原料も、栽培方法も、現場を見れば千差万別なはずです。
また、農薬と化学肥料が“危険な理由”と“必要な理由”をご承知いただいているのでしょうか。

うちの農園を支えてくださっているお客様も、失礼ながら初めは“農薬と化学肥料は危険だ”という極端な考え方をお持ちでした笑。
しかし、CSA(Community Supported Agriculture:地域支援型農業)の会員様と定例会を重ねるにつれ、お客様もいろいろな農家の立場になって、気持ちになって、向き合ってくださるようになりました。とても嬉しいことです。
誤解の原因は “単に知らなかった” ただそれだけです。
定例会では、このような踏み込んだ内容にも遠慮なく触れていきます。


今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
次回は6月下旬の公開予定ですので、続編を楽しみにしていてください。

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(最近は定例会でパワポの活用を始めました!)

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大平成晴

大平成晴(おおひらまさはる)
大平農園 / おーべーファーム
神奈川県 鎌倉市

1992年神奈川県生まれ。約40年前、消費者の要望を受けた祖父母が有機農業を開始し、CSAの先駆けとなった。以後、会員制の野菜販売を継続している。生産側・消費側 双方の高齢化により「世代交代」も課題に。「町の中の畑」が地域の財産となるような都市農業の可能性を追求し、存在意義を示したいと意気込む。

写真家の眼 大平 成晴

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