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2019.04.15

56年越しの事業承継に挑戦します。怖めず臆せず立ち向かえ!

はじめまして!
両親は鉢花、祖父母は露地野菜を栽培する鎌倉の農家のこせがれ、大平成晴と申します。大学卒業後、数ヵ月の農業研修を終えて実家に戻ると、待っていたのはゴミの山でした。数年がかりで記憶に残っていないほどの量を片付け、やっと今年から畑に着手する栽培ド素人新規就農者です。

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「今こそ世代交代の時!」…と意気込み、82歳になる祖父から56年越しの事業承継に果敢にチャレンジしております。

少し変わっていることは、食に関心のあるお客様が仲間を募り、CSA(Community Supported Agriculture:地域支援型農業)という形で40年以上も農園を支えてくださっていることです。そんな多くの方の“思いやり”によって成り立つ“バトン”をきちんと受け止め、前を向いて走り出すことが今の私の目標です。

“都市農業”と言葉ではよく聞きますが、点在する全ての畑に必ず住宅が隣接する様子を想像できますでしょうか。トラクターをかければ騒音、堆肥を作ればニオイ…近隣住民への影響が大きいという状況を常に意識する必要があります。

そんな環境だからこそ、私は「町の中に畑があることが地域の財産となるように、都市農業の可能性を追求し、存在意義を示す。」という理念を掲げております。

このブログでは“事業承継(世代交代)”をテーマに、人・地域・大地に向き合いながら家業に悪戦苦闘する若造の姿をみなさまにお伝えできればと意気込んでおります。「挑戦者」に選んでいただけたことに感謝し、楽しみながら更新していきます!

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(お客様との総会の様子)

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大平成晴

大平成晴(おおひらまさはる)
大平農園 / おーべーファーム
神奈川県 鎌倉市

1992年神奈川県生まれ。約40年前、消費者の要望を受けた祖父母が有機農業を開始し、CSAの先駆けとなった。以後、会員制の野菜販売を継続している。生産側・消費側 双方の高齢化により「世代交代」も課題に。「町の中の畑」が地域の財産となるような都市農業の可能性を追求し、存在意義を示したいと意気込む。

写真家の眼 大平 成晴

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