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2022.11.27

冬に向けて

みなさんこんにちは!11月も半ばを迎えて朝晩の冷え込みも厳しくなり、畑の周りの山々が秋色に染まってきています。ハーブや野菜の葉も、寒風を避け太陽の光を多く受けるために地面にはりつくように葉を広げ、冬に向けた姿にうつり変わってきています。秋冬のお野菜の収穫期を迎えているなかで、まだまだ植え付け作業も続いています。

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先日、9月に播種、鉢上げで株を大きくしていたカモミールの苗の定植作業を行いました。前作では前年のこぼれ種から生育したものを栽培していたのですが、この秋に畑の区画の整理を行っているなかで、区画を移動することとなり新たな場所へ定植しました。来春よりカモミールの収穫体験をはじめる予定で、来園者の動線や景観、カモミールの生育環境とこぼれ種を見越して向いている場所を選びました。

秋に植え付けを行い寒い冬を越すことにより、株が丈夫で大きく育ち、花の数も多くなります。また猛暑を迎える前に十分に根を張らせることにより暑い夏にも耐えられる健全な株になります。他の冬越しできるハーブも同様なので、オレガノやタイム、ミントなども新しい区画へ植える作業を行っています。この区画の移動は、毎年花を咲かせる宿根草(しゅっこんそう)であるハーブも植え付けから3年ほど経つと生育地が忌地(いやち)となり生育に勢いがなくなるために、新しい箇所へ植え付けることにより株の再生にもつながります。

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新規就農して4年目、最初の年に植え付けたハーブを観察していると、やはりそろそろ植え替えの時期かなというように、枝先が細々と残るだけのものが増えてきている様子。ハーブの植え替えを行いながら、4年目の自分自身の農業への取り組みも同じく転換期であり、これまでの取り組みを振り返り、残すこと、変えること、捨てることなど、整理すべき課題に取り組む時期と、ハーブの営農のサイクルが重なっていることに気づきました。

12月の初旬ごろまでに植え替えの必要なハーブはまだまだ沢山。無事に終えて、寒い冬を越したカモミールが来春咲き誇る光景や、生き生きとしたハーブが育つ期待や楽しみを持って、冬を迎えられたらと思います。

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lalafarmtable(ララファームテーブル)
HP https://lala.farm/
Instagram @lalafarmtable

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奥薗和子

奥薗和子(おくぞのかずこ)
lalafarmtable
東京都 青梅市

1975年鹿児島県生まれ。12年間フローリストとしてドイツに滞在しフラワーアレンジを学ぶ。自生する植物、蔓、枝、苔、樹皮などを用いた手法を知る中で、自ら自然に近いかたちの草花を育てたいと思い至る。また、彼の地の「五感に訴える野菜」に衝撃を受け、帰国後、2019年4月、「lalafarmtable」を開く。ハーブ、草花、伝統野菜などを無農薬・無化学肥料で栽培。農地に関わる全てが笑顔になれる農業経営を目標に掲げる。

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