2020.05.01
自然栽培について ― 生姜の植え付け、生姜の対照実験 ―
こんにちは!
AKASAKA farmは、4月5日に2反生姜の植え付けをしました。昨年は、5月上旬に植え付けたのですが、今回は、温暖な気候に加え、生姜の芽が出ていたという事もあり1ヶ月早く植え付けました。自家採取の種を200kg、取り寄せた長崎産の種300kgを植えました。
自家採取の種と別の種を植え分けることで生育具合や実成を比較するためです。
みなさんは自然栽培について詳しく知っていますか?栽培方法としては再現性が無く、無農薬無肥料であることから収穫量が通常よりも少ないです。
それでも、AKASAKA farmでは、農作物の質の追求を行っていることから自然栽培を採用しています。
自然栽培と慣行栽培の見た目が明らかにサイズが違ったのですが、重さを計ってみたら同じでした。また、擦ってみたものを比較しても、密度が一目でわかる違いでした。慣行栽培、有機栽培は水分が多くでました。食べ比べてみても、自然栽培がダントツでマイルド感が強く食べやすかったです。
このように、これからも作物ごとに対照実験をすることで、農作物の質を追求していこうと思います。
詳しくはこちらへ、www.instagram.com/akasaka_farm
(上、慣行栽培、中、有機栽培、下、自然栽培)
(左、慣行栽培、中、有機栽培、右、自然栽培)
(生姜の植え付け)
野﨑遥平(のざきようへい)
AKASAKA farm
宮崎県 宮崎市
1993年宮崎県生まれ。農業を営んでいた両親が、東日本大震災を機に「胸を張って次世代へ受け継げる持続可能な農業をするべき」と自然栽培を開始。自身も自然に倣う農業に共感し2019年5月に親元就農、「AKASAKA farm」として始動する。自然と調和し地力と微生物を活かした自然栽培を広めていくとともに、「作物の育った環境や背景」「農業の素晴らしさ」を伝えることも自らの使命とする。