2017.10.07
稲刈り終了
今年も稲刈りが終わりました。
僕の田んぼは3反弱の面積で、無農薬、無施肥の自然栽培でお米作りをしています。
3作目の今年は、反収(一反あたりの収量)7俵という結果でした。初年度は6俵、昨年は6.5俵なので、なんとか順調に地力はついてきているようです。
(稲刈り直前の田んぼ。収量が多かったせいか、今年はかなり倒伏しました。)
さて、この米作り、来年から面積を増やそうかどうか現在思案中です。
いつも田植えや稲刈りのバイトをしている先のおっちゃんが体力的に厳しくなってきているということで、その人の田んぼの一部を預かってやれないかと思っています。
面積は5反。機械は全部そのおっちゃんが貸してくれるとしても、問題は除草です。
僕の場合、田植えから1ヶ月の間に5回、以前にも紹介したチェーン除草機を使って除草をするのですが、ほとんど草むしり状態でチェーンはお飾り程度となる終盤の除草を考えると、ちょっと二の足を踏んでしまいます。
より効率的に除草できる中耕除草機買わなきゃならないかなあ。
それと販売先です。現状は、ほぼ全て顔見知りのお客様への販売で売り切りとなっているのですが、さらに倍の量をどのように捌けばいいのか、こちらも思案しなきゃいけません。
いよいよネット販売もやらなきゃならないかなあ。
お米の保管場所も問題だなあ。ん〜。
そんなことを考えながら秋の高い空を見上げていると、
「これが自由ってものか・・・」と、寂しいような、清々しいような気分になってギターでも弾きたくなるのですが、それにはギターの練習という新たな課題が増えることに思い至り、
ひとりため息をつくのです。
新田聡(にったさとし)
石川県 羽咋市
1969年石川県生まれ。震災で居住地の放射線量が高くなったことを機に、生きる道を模索し農業を選択。2013年、出身地の小松に近い羽咋市で「ウッドランドファーム」を開く。人が集う「山の駅」を作りたい、山で音楽祭を開催したいなど夢が広がる。