2020.08.15
極端な気候
どうも、七瀧です。
長い梅雨が明け急激に気温が上昇しています。
近年、気候がどんどん極端な感じになっていて夏場の栽培作物が本当に難しいです。
春先に植えた野菜が長雨でダメになるっていうパターンをここ数年繰り返している様な気がします。
道志村ではクレソンの栽培期間が短くなり、これまでのメリットが通用しなくなっています。
先人の知恵を生かす事はもちろん大切ですが、環境変化に対応できる力を身に付けるのも同じくらいに大切な事なのでしょう。
6~7月を耐え抜いた大豆は、間引き、摘芯、中耕の作業を経て順調に育っています。
大豆で納豆や豆腐を作る事をみんなで想像して楽しくやれているので、
何か面白い形になりそうな予感がしています。
七瀧佳至(ななたきけいし)
七瀧農園
山梨県 道志村
1985年京都府生まれ。利益追求型経済の世の中にあって、本質的価値を問うべく国内外を放浪。どの世界でも共通する一次産業の重要性を目の当たりにし、農業の世界を志す。2019年4月「七瀧農園」を開き、かつて生産量日本一を誇った山間地で無農薬・無肥料のクレソン栽培に挑む。自然循環や生物多様性を意識した持続可能な農業を追求し、自然環境や農村社会の保護・循環型コミュニティの実現を目指す。