SHARE THE LOVE

2017.12.19

小川町のここで有機野菜を売っています

今年は本当に寒いです。
12月上旬ですが、家の玄関先の温度計は-5℃を記録しました…。
この調子だと1月の寒さのピーク時には-10℃くらいいってしまいそうです。
そして大雪にも要注意です。雪かきしないと簡単にビニールハウスが潰れますからね。

このブログも残すところ、あと2回ということで、
1つ大事な、書き残したことがあるぞと、ある写真を撮ってまいりました。
タイトルの通りですが、私がお世話になっている小川町の有機野菜売り場のご紹介です。

まず1か所目は、関東を中心に展開している大手スーパー「ヤオコーさんの地元野菜売り場」です。
なんとこのヤオコーさんは、小川町が発祥の地でもあります。
私が所属している小川町有機農業生産グループ内で、「小川有機会」という出荷グループを作って、小川駅前店、みどりが丘店、嵐山バイパス店、つきのわ駅前店の近隣4店舗に出荷させて頂いております。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(ヤオコーさんの小川有機会)

新規就農者だと、すぐには出来ない野菜があったりして、品種を揃えることが難しいところがありますが、グループで出すとなれば、とりあえず出来た野菜(土がまだ肥えていなくても作りやすいものなど)を出せば少しでも売上になるので、新規の人でも出荷しやすい販売先として、皆で維持・拡大しています。

2か所目は、小川町の道の駅でもある「埼玉伝統工芸会館さんの直売所」です。
ここにも小川町近隣の有機農家が出荷しており、専用のコーナーを作って頂いております。
この売り場の特色は、野菜もですが、お米や加工品も多く出荷されているということと、その他には和紙などの工芸品も買えたり、会館内では紙すきなどの各種体験も出来ます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(埼玉伝統工芸会館さんの直売所)

3か所目は、「埼玉中央農協さんの小川直売所」です。
ここでも近年の小川町での有機生産者の増加に対応して頂きまして、去年より有機生産者コーナーを作って頂き、野菜、加工品を出荷しております。
地域の農業を支えている農協の方々にも応援してもらえるようになり、今後の発展が楽しみなところです。店頭販売以外でも、学校給食用の地元野菜も農協を通していたりして、地域の農業・食を影から支えているところでもあります。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(埼玉中央農協さんの小川直売所)

以上3か所に、私の野菜含めて、
何十人という小川町近隣の有機農家の野菜、多様な加工品、お米が販売されておりますので、
ぜひお近くにお寄りの際は見て行ってもらえればと思います。

challenger

仲澤康治

仲澤康治(なかざわこうじ)
埼玉県 小川町

1984年茨城県生まれ。千葉大学園芸学部で学び、有機の農業法人に就職。原発事故を目の当たりにし、もう一歩踏み込んで農業を中心とした有機的な生活を志す。埼玉県小川町の霜里農場で研修し、2014年に小川町で独立。「そらつち農場」を始める。

写真家の眼 仲澤康治

過去の記事を読む

BACK TO TOP