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2018.11.03

鶏舎計画

今年の冬は、来年の春開始予定の平飼い養鶏に向けて、鶏舎の建設を計画しています。
建設といっても、基礎があるような大きな建物を建てるわけではなく、
あくまでも低コストでなるべく周りにある材料を利用する予定で、
ベースになるのは格安で手に入れた中古のビニールハウスです。

イタチなどの獣が入り込まないように、鶏舎を囲むように波板を埋め込んでおき、
鶏舎内には、そば殻と籾殻をミックスしたものを敷き詰めておきます。
これが鶏糞や、野菜クズ、緑餌(りょくじ;餌として与える生草)などと混ざり、
鶏が足でかき回すことで空気が入り、発酵し、最終的には肥料として利用できるはずです。

餌は、クズ麦、鰹節、牡蠣殻、米ぬか(そばぬか)、塩、オカラなどを混ぜて作るのですが、
この材料も全て九州内で揃えたいと思っています。
また、今回の鶏舎には、鶏が自由に草を食べたり、日向ぼっこができる
運動場のようなフリースペースを作りたいなぁと思っています。
他にも、水飲み場や、採卵箱の形状や、仕組みなど、
色々と考えなければいけないことが山積みですが、
あれこれとやりたいことをイメージし、形にして行くのが楽しくて仕方がありません。
本格的な作業開始は、玉ねぎの植え付けが終わってからになりますが、
今からウズウズしています。

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(鶏舎建設予定地を草刈り)

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(その後、トラクターで整地)

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村田寿政

村田寿政(むらたとしまさ)
熊本県 南阿蘇村

1982年福島県生まれ。東京でグラフィックデザイナーをしていたが、震災を機に農業を志す。看護師の妻と二人で有機農業の学校で学び、南阿蘇の椛嶌農園で研修後、2016年に「ことぶき農園」を開く。将来は種まきから種取りまで楽しみながら学べる、畑の寺子屋を開くのが夢。

写真家の眼 村田 寿政

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