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2018.11.16

物置小屋をぴりか豚発送センターに大改造!

ぴりか豚のオンラインショップをスタートしてみて、
今なかなか難しい問題に直面しています。

一番の問題は、「リードタイム(納期)が長い」ことです。
現状は注文から発送までに10〜14日程かかってしまいます。

なぜこんなに時間がかかってしまうかというと、
食肉加工会社に加工・発送をしてもらっているからです。

<注文〜発送の現在の流れ>
①ネットでご注文が入る
②注文を一定量まとめて、加工会社に豚肉のスライスを依頼
③スライスが終わったら連絡をもらう
④送り先を伝えて発送してもらう

このやり方だと、
加工会社にとっては梱包や発送の負担が増えるし、
お客さんには商品を2週間近くもお待たせすることになります。

自分たちで商品の在庫を持ち、販売できないものかと、
食肉の販売許可について保健所に相談に行きました。

当初は、施設基準の厳しい「食肉販売業」に区分されると思っていたのですが、
加工会社で包装済みの食肉を、うちに移し替えて梱包・発送するだけであれば、
施設基準の緩い「包装食品の販売」に当たることがわかりました。

そこで、物置小屋になっていたコンテナハウスを、
ぴりか豚の発送センターに改造することにしました。

murakami15-1

(改造前のコンテナハウス。以前は休憩所だったらしい)

改造と言っても、やることはそれほど多くありません。
・床に耐水性のシートを貼る
・冷凍庫を設置する
・水道を設置する

水道は業者にお願いしないとできませんが、
とりあえず床の貼り替えと冷凍庫設置は自分で行いました!

murakami15-2

(水道を設置すれば完成!)

あとは、申請書類や図面を保健所に提出して、
立入検査をしてもらえば許可が取れる予定です。
11月中にはできるかな?楽しみです!

murakami15-3

(作成中の図面。提出書類の準備が結構面倒。。。)

challenger

村上昭平

村上昭平(むらかみしょうへい)
北海道 上富良野町

1989年北海道生まれ。北海道大学経済学部卒業後、東京の外食企業やコンサルティング会社で働く。家業を継ぐと決めてから有機農業の学校に通い、2018年1月に家族が営む「農事組合法人一心生産組合」で就農。伯父、父、母、従兄や兄弟と共に大家族で働く。

写真家の眼 村上 昭平

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