2020.10.18
秋の枝豆最盛期
怒涛の夏を終え 朝晩は10℃以下の日も増えてきました。
いよいよ農業期間も終わりが近づき畑も哀愁漂う季節。
今は農園では枝豆が旬を迎えております!
夏の甘みのある歯切れ良いプチッとした味わいと違い、
秋の枝豆は、ほっくり栗のように香ばしく、味わい深いのが特徴。
品種は農業研修時に師匠から受け継いだ『越前みどり(青大豆)』と大粒の『丹波黒(黒大豆)』の2種が主力です。
枝豆として収穫しなかったものは、完熟させ大豆として販売したり
味噌つくり 豆餅の商品として冬に販売します。
収穫期も夏枝豆は1週間で実入りしてしまいとても早く終わってしまいますが、
秋は寒さの中じっくり育つので2〜3週間は出荷可能なので、夏野菜の忙しい時期が
落ち着いた時に最盛期を迎えるので年間の仕事のバランスも良いです。
多品目の栽培 また野菜の詰め合わせの販売をしていると年間を通してバランスのよい
バリエーションのあるセットをつくるのに、緻密な栽培計画が必須となります。
夏は豊富でセットを組むのに困りませんが、種類のすくない6月、10月11月は
どのようなセットを作るか種類やバリエーションに加え作業効率も考えないといけません。
夏の果菜類はハサミで実を採るだけで選別が楽ですが、秋の葉物や枝豆は収穫した後に
ひとつひとつ虫食いがないか見るので選別作業にとても時間がかかるのです。
今年は直売の野菜ボックスの注文が飛躍的に伸びてきました。
来年より楽しんで頂けて、作り手の作業効率も上がるセットができるように
そろそろ今年の振り返りと来年の目標を考えながらあと少し駆け抜けていきたいと思います。
食欲の秋!そろそろ畑から離れて美味しいものを食べに行きたい!願望がでてきました(笑)
(ほっくり10-15分長茹でがおススメ)
(青大豆『越前みどり』)
(豆餅!去年からはじめた冬の商品)
ソヤ畦畑(うねはた) 森本悠己
facebook:@soya.unehata
instagram:SoyaUnehata
農園の日々はこちらをご覧下さい。
森本悠己(もりもとゆうき)
ソヤ畦畑(うねはた)
岐阜県 飛騨市
1985年岐阜県生まれ。東日本大震災を契機に生き方を考え直し、食の分野で故郷の資源を活かせる仕事に就こうと決意。「土地の個性」「土の力」を最大限に活かして素材を輝かせる自然栽培に活路を見出し、2017年4月「ソヤ畦畑(うねはた)」を開く。自家採種や固定種・在来作物の栽培を通じて、野生味あふれる美味しさ、美しさ、楽しさ、種や命の儚さを表現していきたいと語る。