2020.10.04
秋分 実りの日 一日限定レストラン『ソヤ畦畑収穫祭』開催
毎年春分が農仕事の始まりと初回のブログに書かせていただきましたが、
半年後の秋分は春から準備してきたことの結果が出る日として考えています。
農園で大切にしている『美味しさは種からはじまる』 『Farm to table』 『美味しい楽しい』
を体感していただく為にどうしたらよいかをずっと考えてきました。
今年は前回のブログまで振り返ってきた3つのチャレンジを行ってきましたが、その集大成として秋分に、母親の喫茶店で一日限定のレストランをオープンすることにしました。
スタッフは前回紹介したearth to tableのミサちゃん 喫茶店のスタッフ そして飛騨出身で今年の6月まで東京のレストランで勤めておりコロナの影響もあり故郷に戻ってきた森本大地くんをゲストシェフに招いて 農園の野菜を使ったお料理を作ってもらいました。
(森本大地くんとミサちゃんと、野菜をもつ僕ら夫婦)
僕ら夫婦が接客を担当。実際の野菜や来年の種を取るための母本を見て 触って感じてもらいながら 種の話などをお伝えしてお料理として召し上がっていただきました。
この日 春の種まきからはじまり 怒涛の季節を越え ほっと一息秋の夜長に共鳴できる仲間と食べてくださるお客さんとレストランという場で混じりあい 美味しさや楽しさを提供できたことに僕らもこの半年やってきたことが報われる思いでした。
今年チャレンジしてきたひとつひとつの事を来年より多くの方へお届けできるように育てていきたいと
また新たな目標ができました。それはまた改めてまとめていきたいと思います。
今シーズンももう終盤。駆け抜けていきます。
ソヤ畦畑(うねはた) 森本悠己
facebook:@soya.unehata
instagram:SoyaUnehata
農園の日々はこちらをご覧下さい。
森本悠己(もりもとゆうき)
ソヤ畦畑(うねはた)
岐阜県 飛騨市
1985年岐阜県生まれ。東日本大震災を契機に生き方を考え直し、食の分野で故郷の資源を活かせる仕事に就こうと決意。「土地の個性」「土の力」を最大限に活かして素材を輝かせる自然栽培に活路を見出し、2017年4月「ソヤ畦畑(うねはた)」を開く。自家採種や固定種・在来作物の栽培を通じて、野生味あふれる美味しさ、美しさ、楽しさ、種や命の儚さを表現していきたいと語る。