2020.08.30
今年のチャレンジ 進歩状況報告 2.山を活かしたクロモジの芳香蒸留水の製造販売
前回に引き続き、今年挑戦すると決めた3つのチャレンジの進歩状況を報告します。
1.美味しい野菜を育て無駄なくお届けする
2.山を活かしたクロモジの芳香蒸留水の製造販売
3.母親の喫茶店と規格外の野菜を活かした農園ランチと野菜の販売
今回は、「2.山を活かした クロモジの芳香蒸留水の製造販売」について。
4月に初めてクロモジの採取を地域の方に教えていただいてから、毎月満月の前後2-3日(その時が最も水分や成分を木に蓄えると言われている期間)に採取し、今月の香りとして予約販売をしています。
4月は、葉が萌えぐ前の木だけを蒸留したので、力強い木の香り。
5月は、花や蕾のついた状態で採取したので、華やかな香り。
6月は、梅雨真っ盛り。葉も青々して木より葉が多く、瑞々しい香り。
と、その月ごとに木の成長具合が違うので、おのずと抽出される成分や香りも変わります。
種から実、そして種へ。
毎日畑にいっても、植物たちの日々の変化に驚かされる日々です。
そんな自然の移ろいを五感で感じていただけるような商品を1つ1つ作っていきたいと思います。
(クロモジ蒸留水(左)&飛騨桃と自然栽培スペアミントのジャム(右)の夏のギフトBOXのパッケージデザイン。企画、蒸留は妻が担当。僕はクロモジの採取担当)
(ある日の野菜BOX・Sセット)
ソヤ畦畑(うねはた) 森本悠己
facebook:@soya.unehata
instagram:SoyaUnehata
農園の日々はこちらをご覧下さい。
森本悠己(もりもとゆうき)
ソヤ畦畑(うねはた)
岐阜県 飛騨市
1985年岐阜県生まれ。東日本大震災を契機に生き方を考え直し、食の分野で故郷の資源を活かせる仕事に就こうと決意。「土地の個性」「土の力」を最大限に活かして素材を輝かせる自然栽培に活路を見出し、2017年4月「ソヤ畦畑(うねはた)」を開く。自家採種や固定種・在来作物の栽培を通じて、野生味あふれる美味しさ、美しさ、楽しさ、種や命の儚さを表現していきたいと語る。