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2015.11.28

加工品への挑戦~お歳暮ギフトにいかがですか~

今年の挑戦の一つとして、オリジナル加工品を作るという目標を決めていました。
昨年の12月に蒔いた小麦を今年無事収穫し、収穫した小麦を製粉してもらい、
粉になった小麦粉を製麺所にオーダーし、オリジナルうどんの完成。

白い小麦粉だけではなく、「ふすま」(「小麦の皮」の部分。お米でいうと「米ぬか」に相当)を
うどんがつながる限界の10%まで混ぜていただき、ミネラルたっぷりの、信州松代みやざき農園オリジナルの「全粒粉生うどん」が出来上がりました。

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本当は乾麺のほうが取扱いやすいのですが、あえて、「生麺」にこだわりました。
近所の素晴らしい製麺所との出会いがあり、麺の太さや、「ふすま」の比率などを変え、
何度もサンプルを作っていただき、制作期間約1か月半で完成しました。
消費期限は10日(冷凍すれば半年)。

見た目はそばのよう。食感は普通のうどんのようにつるっとしない。
これは「うどん」なのか?

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加工品を製造してみてわかったことは、「付加価値をつけることの難しさ」。
製造コストから考えて販売金額を算出すると、利益が出しにくいこと。
今回の「生うどん」の製作コストに関しては、
種代+製粉代+製麺代+細菌検査+ラベル・包装代がかかりました。
消費期限を決めるための細菌検査に最もコストがかかりました。

それでも、完成した「全粒粉生うどん」は何とも言えない感動が。そしてうまい。
この「生うどん」と野菜などを組み合わせて、お歳暮ギフトを販売する予定です。
小麦自体は大した量を育てなかったので、できあがりの商品も数量限定ですが、
近日中に告知ができると思います。
完全予約制ですが、無農薬・無化学肥料で育てた小麦を使用した「長野らしいうどんセット」、
よろしければギフトとしてご利用いただければ幸いです。

その他の挑戦者

  • 今村直美・細渕有里
  • 大野收一郎
  • 佐藤友明
  • 千葉治
  • STL編集部

challenger

宮﨑康介

「野菜」も「人」も笑顔に!
宮﨑康介(みやざきこうすけ)
長野県 長野市

「食べる・知る・触れる」農業に挑戦中。飲食業界にて勤務後、「農」と「食」で人を笑顔にするべく、昨年就農。1975年生まれ神奈川県出身。

写真家の眼 宮﨑康介

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