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2015.09.18

9/19(土)イベント開催いたします

9月に入り、長野市の夜はすっかり肌寒くなりました。
長野市の秋は短く、あっという間に冬が来る気がします。

相変わらず毎日畑仕事は忙しいのですが、
今回は私もメンバーの一員である「NAGANO農と食の会」
というグループについてご紹介します。
生産者を中心に、農業や食に関心のある地域の人々が毎月1回集まり、
関連する議題について話をする会です。

この会の中で、私の農業の師匠でもあり、
長野県の「新規就農者里親制度」の里親として何人もの研修生を受け入れてきた
「まごころふれあい農園」 の久保田清隆さんと
イベントを開催することになりました。

久保田さんは、もともと17年間、種苗会社で慣行栽培の指導員をしていた
農業のプロでしたが、一方で、農薬や化学肥料を使用した農業に疑問を感じ、
プライベートで有機農業を実践していました。

その後決意して会社を辞め、有機農業で専業農家になり、様々な苦労と経験を
重ねながら、現在長野県内の有機農家としては誰もが知る存在で、
県の有機農業推進アドバイザーもしています。

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そんな久保田さんと偶然出会い、ごく短い期間ですが、研修をさせていただき、
今こうして、何かお役に立てればと、今回イベントの企画制作を担当させていただくこととなりました。

今年、ちょうど農作業が本格的に忙しくなる3月頃から、毎週有志の仲間で、
仕事の後に集まって、夜遅くまで久保田さんの農業への想いをうかがったり、
農業の実践方法を学ばせていただいたりしながら、その考え方や技術を
どのように多くの方に伝えることができるのか議論してきました。

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そして、9月19日(土)シルバーウィークの初日に
『農の寺子屋 特別セミナー「土着菌と土」』を開催することになりました。

お話する内容は、久保田さんの植物の育て方に対する考え方や、
その考え方に基づき、植物の生育にとって良い環境をどのように人間が提供するのかという内容です。

久保田さんの農業の考え方は一般的な農業の教科書にあるようなものとは
全く異なるのですが、非常にシンプルかつ受け入れやすい農業です。
(詳しくはまた次回、イベントの様子をお伝えしながら紹介します。)
私自身も久保田さんに出会いその考え方に非常に共感し、
自分がぼんやりとイメージしていたことを
すでに体系立てて実践されていることに感動しました。

今回この久保田さんの植物の育て方の根本である「土に対する考え方」を
実際の畑で実習をしながら伝授するという大変貴重なイベントです。

すでに満員御礼となりましたが、
第2回の開催も検討しておりますので、
ご興味のある方は是非お問い合わせください。

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その他の挑戦者

  • 今村直美・細渕有里
  • 大野收一郎
  • 佐藤友明
  • 千葉治
  • STL編集部

challenger

宮﨑康介

「野菜」も「人」も笑顔に!
宮﨑康介(みやざきこうすけ)
長野県 長野市

「食べる・知る・触れる」農業に挑戦中。飲食業界にて勤務後、「農」と「食」で人を笑顔にするべく、昨年就農。1975年生まれ神奈川県出身。

写真家の眼 宮﨑康介

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