2015.06.19
銀座で初のマルシェ出店
6月上旬。ただいまの時期は、
大根、ズッキーニ、スナップエンドウ、カブ、カリフラワーなど収穫中です。
そして6月に入っても、トマト、キュウリ、ナス、ピーマンなど
夏野菜を次々と畑に植え付けていきます。多品目栽培の難しいところは、
常に新しい野菜の種まきと収穫が同時進行であることかもしれません。
そんな中、先日のことですが、知人からの紹介で、
東京銀座にある長野県アンテナショップ「銀座NAGANO」で開催される
マルシェへの参加のお誘いを受けました。
就農2年目にして初めてのマルシェ。しかも東京のど真ん中。
直接お客様と触れ合える貴重な機会ということで、
畑も忙しいですが、頑張って参加させていただきました。
もちろん、トレードマークのオレンジ色のツナギを着て。
前日は、朝から晩まで、1人で13種類21品種を収穫し、約200個の袋詰め。
加えて、看板やPOPをつくったり、動線のシュミレーションをしたり。
ほとんど寝る間もないまま、当日は野菜を車に積み込んで、朝3時過ぎに長野を出発。
4時間かけて銀座まで向かいます。
マルシェが始まると、一般のお客様の他に、飲食店のシェフも来てくれて、
種類豊富な野菜に関してそれぞれ食べ方を提案しながら販売しました。
詳細は 自身のブログ に書くとして、就農2年目にして、
まさかこのような機会をいただけるとは思いもよらず本当にありがたいです。
参加して最もよかったことは、平日のイベントにも関わらず、
たくさんの知人、友人が様子を見に来てくれたこと。
正直就農2年目の状況はまだ経営としては苦しいですが、
応援してくれる方がいる限り頑張れます。
そしてマルシェで私の野菜に関心を示してくださったお客様に感謝です。
とにかくバタバタの1日を何とか乗り切りましたが、事前の準備や、移動の時間、
交通費や駐車場代もかかるので、東京まで来て対面販売をすることは、
それなりの収益を上げられないと厳しいことも感じました。
でも今回はたくさんの方が会場に応援に来てくださったので最高でした!
元接客業の血が騒ぎ、昼ご飯も忘れて喋りまくりましたが、
楽しかったし、勉強になったし、何より色々な方から元気をもらいました。
野菜を通じて少しでも多くの方を笑顔にできたならうれしいです。
「野菜」も「人」も笑顔に!
宮﨑康介(みやざきこうすけ)
長野県 長野市
「食べる・知る・触れる」農業に挑戦中。飲食業界にて勤務後、「農」と「食」で人を笑顔にするべく、昨年就農。1975年生まれ神奈川県出身。