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2021.04.15

東京から淡路島へ。“島から始まり島で終わる”養鶏を通じた新たな地域循環と有畜複合農業の可能性

はじめまして、こんにちは!
島ノ環ファームの三崎咲です。

2017年、主人と東京から淡路島へ移住し、就農して3年目になります。学生の頃から農業に携わりたいと思い続けて10年、ようやく実現化している最中です。
現在、淡路島の中山間で平飼い養鶏と玉ねぎをメインに無農薬野菜を生産しています。

当園には【小さく地域で循環する有畜複合農業】というコンセプトがあります。
※有畜複合農業とは、“畜産×野菜”というように多種複合的に行う農業。

出来る限り島の副産物を活用して自家配合飼料を作成し、鶏舎には地域の竹チップや落ち葉を敷き鶏糞と発酵→完熟堆肥化させた後、畑に還元する仕組みを作っています。メイン作物が島の名産でもある玉ねぎです。無農薬の淡路島玉ねぎは、島内生産量の1%にも満たない現状で、産地であるがゆえの無農薬栽培の実態もお伝え出来ればと思います。

現在は、玉ねぎ繁忙期に突入すると共に、鶏も春の多産期に入り慌ただしい日々です!
今年は、需要拡大につき玉ねぎ栽培面積を増やし、収穫体験や大人の食育など【農家のコト売り】にも挑戦したいと考察中。

私は、この平飼い養鶏の有畜複合農業は、新規でもっと参入していい分野だと考えます。
なぜ養鶏×野菜を選択するのか、産地での無農薬栽培、Iターン就農のリアルなど、ブログで綴っていきたいと思います。

これから一年間宜しくお願い致します!

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現在、開放的な鶏舎に107羽飼育中。

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今年は玉ねぎ面積を2反から3反に!
関西では定番の葉玉ねぎ。今後関東への販促も増やしていきたいです。

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島ノ環ファーム
FB @shimanowa.awajishima
Instagram @shimanowa.farm
農園ブログ https://shimanowa-farm.com

challenger

三崎咲

三崎咲(みさきさき)
島ノ環ファーム
兵庫県 洲本市

1988年東京都生まれ。農大卒業後、スイスの農家⺠宿で働き、有畜複合農業を学ぶ。淡路島へ移住後、2018年7月、夫と共に「島ノ環ファーム」を開き、念願の就農を果たす。「平飼いたまご」の養鶏と、その鶏糞や地域の竹や落ち葉といった資材を活用した無農薬・露地野菜を生産。島の名産でもある玉ねぎをメインとして15品目ほどを栽培し、「小さく地域で循環する有畜複合農業」を目指す。

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