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2020.10.19

麦をまく準備とすべきことの洗い出し。

10月に入り朝晩の気温が一層冷え込んできましたね。秋冬野菜を育てているご近所さんの畑もだんだんと作物が大きくなり賑やかになってきました。

自分の畑といえば、夏野菜の畑は大方片付き、種採りすべき野菜の種もほぼほぼ採り終えひと段落といったところです。

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〈あらかた片付いた圃場〉

当初の予定では5a程の畑で秋冬野菜を育てていくつもりでしたが、7月の九州勉強会(自然栽培について)で見聞きし感じたことを自身の置かれている環境下で実行していこうと決意し、畑の土としっかり向き合うことにしました。

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〈秋冬野菜の予定地だった圃場には前作のエンバクから種がこぼれてまたエンバクが発芽中!〉

ですので今年の野菜作りは終了し、10月末〜11月初旬にかけてエンバク・ライ麦を播種し、年月をかけて土を深化させていく予定です。

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〈11月頭にエンバクを蒔く予定の圃場〉

長い目で見ていかねばならないことなので、その間どうやって最低限の収入を得ていくべきかは現在思案中ですがまあどうにかなるでしょう。笑

※種採りに必要な作物は栽培する予定ですので面積は小規模ながらもちろん農家はしっかり継続します!

畑で麦を育てている期間はこれまで後回しにしていた出荷作業場の片付けや整備、育苗ハウスの設置準備、自身が農業を通じて発信していきたいことをデザインしていくなど、やるべき事は山盛りです。

最近は野菜の知識や自身の農業に関して発信するためのツールとしてZINE(個人で作る雑誌)を制作してみたい衝動に駆られ本棚から参考になりそうな本を久々にひっぱり出しています。今になってみて本当に必要だったり買っててよかった的な本もあったりするので見返すのも面白いですね。

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〈本棚からピックアップした書物〉

次回のブログでは『読書の秋』をテーマに農家の本棚(食や農にまつわる本などなど)について紹介したいと思います!ではまた。


ドとソとミ 松﨑
instagram:do_to_so_to_mi

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松﨑悠生

松﨑悠生(まつざきゆうき)
ドとソとミ
愛媛県 松山市

1980年愛媛県生まれ。グラフィックデザイナーとして活動していたが、松山の地で先祖代々受け継がれてきた農地を自分の代で絶やすことなく継承したいと考え就農を決意。有機農業生産法人に勤務後、農業の理解を深めるべく日本各地を来訪。2020年4月に独立就農し「ドとソとミ」を開く。安心できる地元の資材を用いた無農薬・無化学肥料の循環型有機農法で育てた旬の野菜を旬の時期に届けたいと意気込む。

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