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2020.08.17

地域との関わりかた。農への関心をどのように獲得するのか。

皆さんいかがお過ごしでしょうか?私は8月に入ってからはサマータイムで仕事を行い、極力体に無理がないよう農作業に励んでおります。皆さんもお体にお気をつけてお過ごし下さいね。

さて、今回は自身の農業から少し離れたお話を。 

つい先日、昨年農業研修先で知り合った原田さんのお誘いを受け、レンコンの花見会に参加してきました。

原田さんは地元の伊予市三秋地区で今年から新規就農した僕と同期の農家さんです。農業だけではなく三秋地区の地域活性化事業にも力を入れ、地区の皆さんを巻き込んでその地区ならではのイベントの企画・運営、地域新聞を編集・発行されるなど、様々な取り組みをされています。

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〈原田さん。レンコン畑を後ろに〉

その活動内容のひとつに、地区外からお客様を呼びこむために目玉となる栽培品目を使ったイベントを昨年度から行なっており、その作物がレンコンという訳です。

今年度はあいにくコロナ禍の影響で一般のお客様を大々的に呼び込んでの花見会とはなりませんでしたが、春先に参加者の皆さんで植え付けたレンコンには3分咲きくらいの花が咲いておりました。

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〈レンコンの花〉

地域と農業。町の風物詩。季節感のある催しと景色。どのようにして地域のことや一次産業に目を向けてもらうのか?

これらは今後農業を生業とする上での自身のテーマでもあると考えていることなので今後もこの三秋地区のイベントを通じて勉強させてもらおうと考えています。

暑い時期のいい中休みになりました。
原田さんご夫妻ありがとうございました!

ドとソとミ 松﨑
instagram:do_to_so_to_mi

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松﨑悠生

松﨑悠生(まつざきゆうき)
ドとソとミ
愛媛県 松山市

1980年愛媛県生まれ。グラフィックデザイナーとして活動していたが、松山の地で先祖代々受け継がれてきた農地を自分の代で絶やすことなく継承したいと考え就農を決意。有機農業生産法人に勤務後、農業の理解を深めるべく日本各地を来訪。2020年4月に独立就農し「ドとソとミ」を開く。安心できる地元の資材を用いた無農薬・無化学肥料の循環型有機農法で育てた旬の野菜を旬の時期に届けたいと意気込む。

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