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2020.04.30

まずはこの一年。次の一年へどう繋げていくか。自身の農業テーマと目標設定。

新型コロナウイルスが世界中で深刻な状況を生んでいる中、
今自分に出来ること。必要なこと。次に繋げていくべきことは何なのか。
誰に向けて何をすべきなのか?など、色々な思いや考えが頭の中をグルグルしていますが、今は五感をフル稼働させて今の自分に出来ることを丁寧に懸命にやることだと日々畑に出て汗を流しております。

畑に出始めて一ヶ月、通りがかりの方々によく声を掛けていただき、顔見知りも徐々に増えています。これはひとりで農業をする者にとっては大きな励みであり、同時に見られているんだという程良いプレッシャーにもなっています。笑

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〈果菜類の畝立て準備中の様子〉

農業をもっと身近に感じてもらうためにはどうすれば良いか?その一つの方法は楽しそうに汗をかいて農作業に取り組んでいる姿を見てもらうことかもしれません。土に触れることがこんなにも気持ちのいいことなのだと知ってもらいたいのです。

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〈手に残る感触が心地よい土〉

ヒゲメガネで仏頂面の私ですが、別に噛み付いたりしませんので畑で見かけることがあれば声をお掛けください。



さて、使用可能な圃場面積がまだまだ少ない自分にとって(現在畑として利用可能な面積は30a程)今年は以下のテーマ・目標を持って農業に取り組んでいきたいと考えています。

・圃場ごとに適した作物の選定
・地域性や環境に合った作物の選定、伝統野菜・在来種への取り組み
・緑肥を取り入れた育土と微生物を育む土作り

必要最低限の機材と資材しか持っていないこと、経験の無さからくる不測の事態における対応力など、一年間を通してみないと実感として得られないことばかりですが、上記のテーマは翌年以降にも繋がっていくことなのでしっかり取り組んでいきます。

正直なところ、まだ畑が稼働したばかりでご紹介できる内容が少なくとりとめのない文章ですみません。次回のブログでは実際に圃場でどのような作業を行なっているか?就農1年目ならではの目線で、疑問や課題、気づきなどをお伝えできればと思います。

日々の畑仕事や日常の様子はインスタグラムにて更新しておりますのでこちらもよろしければ是非ご覧ください。

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〈発芽し始めたごぼうの芽〉

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〈室内でひだまり育苗中の苗〉

それではまた次回お会いしましょう!


ドとソとミ 松崎
instagram:do_to_so_to_mi

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松﨑悠生

松﨑悠生(まつざきゆうき)
ドとソとミ
愛媛県 松山市

1980年愛媛県生まれ。グラフィックデザイナーとして活動していたが、松山の地で先祖代々受け継がれてきた農地を自分の代で絶やすことなく継承したいと考え就農を決意。有機農業生産法人に勤務後、農業の理解を深めるべく日本各地を来訪。2020年4月に独立就農し「ドとソとミ」を開く。安心できる地元の資材を用いた無農薬・無化学肥料の循環型有機農法で育てた旬の野菜を旬の時期に届けたいと意気込む。

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