2018.12.24
Think globally Act locally
SHARE THE LOVE for JAPANにお誘いいただいてから、
あっという間に一年が経ちました。
ブログを覗いて下さっていた皆様、ありがとうございました。
菜園生活は、日々とっても小さな喜びと驚きの連続です。
それを少しでもおすそ分け出来たなら嬉しいです。
「大地にやさしく」生きていく事は、簡単な事ではありません。
今年は、近隣の篤農家の方々も悲壮感を示す異常気象で、
環境問題に対する危機感は深まるばかりでした。
そんな中、今このブログを書きながらこの一年間を振り返ってみても、
私は「『大地にやさしい」事なんてしただろうか?」と切ない気持にもなってきます。
2カ月程前、ある会合で
「農業者はカナリアです。自然の危機を一番に気が付く事のできるカナリアです。」
と仰る方がいました。
「大地にやさしい農業」は、一筋縄ではありませんが、
大地と丁寧に向き合う事のできる今の生活を、誇りに思い
大切にしていこうと思っています。
今回、SHARE THE LOVE for JAPANを通して知り合った仲間たちは、
とても強くて優しい人々でした。
皆が、己の大地と向き合っているからでしょうか?
個人的には、営農開始2年目の激動の時に、
そんな仲間と出会えた事がとても嬉しかったです。
野菜との旅は、果てしなく続いていきます。
そんな旅に興味を持った方がいたら、是非菜園にもお越しください。
(私の大地の野菜たち)
松本真実(まつもとまみ)
滋賀県 東近江市
1981年生まれ。大学院卒業後、分析機器の会社で研究職につく。会社員時代から在来種の野菜に興味を持ち研究調査に同行。さまざまな農家と出会って就農を決意する。三重の有機農業法人に2年間勤務した後、2016年、滋賀県東近江市で、菜園「野菜と旅する」を開く。