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2018.04.12

野菜と旅する日々徒然

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はじめまして、菜園「野菜と旅する」の松本真実です。
ここ滋賀県東近江市(旧愛東町)に移住してきて、憧れの野菜農家になりました。琵琶湖のイメージが強い滋賀県ですが、菜園があるのは鈴鹿山脈の麓、山と川と田と菜の花畑(菜種油の産地!)が広がる田園地帯です。周囲を森に囲まれ、ぽつんと忘れ去られたように荒廃した農地1haを借り受けたのが2年前です。

菜園名の由来ですが、『野菜と旅する』というと、「旅をしながら野菜を売っているの?」としばしば聞かれるのですが、いえ、ちゃんと定住しています(笑) 野草が野菜になって人が栽培を始めた時からかれこれ2万年近くも、人は野菜と旅して、ここ日本に多様な野菜を生み出しました。そんな旅路のように、文化の一端を紡いでいける菜園にしたいという意味をこめて、こんな変わった菜園名になりました。自他共に認める野菜好きです。

「野菜との旅路は日々発見にあふれていて面白い!」のですが、いざ生業にするとなると、想像以上にトラブルの連続です。計画性の無さも災いして、就農2年という月日は一瞬で過ぎさり、インフラもまだまだ整わないような状況です。菜園劇場とでも言うのでしょうか?このブログでは、そんなドタバタ劇場を伝えていければと思っています。よろしくお願いいたします。

さて、今は菜園のスター選手、西瓜、まくわ瓜、南瓜の準備の真っ只中。去年よりも上手にできますように。

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松本真実

松本真実(まつもとまみ)
滋賀県 東近江市

1981年生まれ。大学院卒業後、分析機器の会社で研究職につく。会社員時代から在来種の野菜に興味を持ち研究調査に同行。さまざまな農家と出会って就農を決意する。三重の有機農業法人に2年間勤務した後、2016年、滋賀県東近江市で、菜園「野菜と旅する」を開く。

写真家の眼 松本 真実

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