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2016.06.30

宇宙で野菜!?

もうだいぶ前の記事のようですが、
宇宙開発NASAによる宇宙での野菜栽培が行われているとの記事を
先日目にして仰天しました。

すっ、スゴイ!! 宇宙でお野菜を育てるなんて!!
あの無重力空間でどうやって!? 光は?水は? 光合成は?????
想像しただけでも心躍ります。

人間の探求心と挑戦し続ける情熱、
そこから新たな可能性を次々と生み出すということ、
人間って本当に素晴らしいなと思うのです。

これは宇宙での栽培に限ったことではなく、現代の農業も同じこと。
長年培ってきた様々な研究のもと化学を駆使し今の日本の食卓を支える慣行農業、
自然の仕組みを最大限に活用する有機農業、そして自然農法、○○農法、
○○農法。。。。
私が知っているだけでもたくさんの農法があり、これからも増えていくのだと思います。

そして私が思うこと。
それは、日本にはできるだけたくさんの農法があった方がいい!!
色々な考えのもと、色々な研究により、様々な資材を活用し、
色々な農法と方法でより高品質なお野菜づくりをそれぞれが試みる。
色々なお野菜があった方がいい!!
その方が、夢があるし、何よりニーズがある。
人のニーズや共感するものは人の数だけあるわけだから。

農業は○○農法じゃなきゃ、○○農法はよくない、○○農法であるべき、
なんてことじゃなくて。

外国人に「日本の農業は何てバラエティーに富んでいるんだ!」って驚かせたい。

いつか日本のスーパーに、慣行野菜も有機野菜も、○△□野菜も、△□○野菜も、
どれにしようか迷ってしまうほどの種類のお野菜が
当たり前に並ぶ日がくるといいなと思います。

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私が選んだのは有機農業。
有機野菜が特別なものではなく、どこでも、誰の手にも届くようになってほしい。
まだまだ駆け出しですが、少しでも日本のお野菜市場が多様なものとなるよう、
微力ながら努力していこうと思っています。

2016年の挑戦者のみなさん

challenger

北川美帆

北川美帆(きたかわみほ)
高知県 中土佐町

1976年 神奈川県生まれ。15年間、国際線のキャビンアテンダントとして勤務した後、「自然の中で感じる豊かさを自分の豊かさとして生きたい」という思いが生まれる。2年間の研修を経て、2015年、研修時代に知り合った夫とともに高知県で就農。農業のテーマは、子供たちと母親世代の食育。生命力に溢れるお米や野菜を食卓に届けること。また、畑や自然の中で行う様々な体験型イベントも展開していきたいと考えている。

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