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2019.12.01

畑、11月中旬

今年も暖冬ですね、霜がまだ一度しか降りず相変わらず半袖で作業しています。
9月のブログで秋冬野菜がうまくいってないことを書かせてもらったのですが、それなりに持ち直してきました、よかった!

11月中旬の畑の様子を載せさせてもらいます!
<>内は畑の名前です。

kawasaki16-1清

<清>
残るは手前からツルムラサキ、生姜。
なす早く片付けなきゃなあ。

kawasaki16-2元夫

<元夫>
ソルゴーを鋤き込みました。来春までゆっくり分解進めます。
<ちづこ><コミュ>も同様の状態です。

kawasaki16-3絹代

<絹代>
玉ねぎとニンニク。
カルシウム超過剰畑でこれからどう育ってくれるか・・・

kawasaki16-4

<位田>
ホウレンソウと奥にビーツ。
どちらもうまくいってなく、課題が残ります。

kawasaki16-5軍次

<軍次>
来年の菜種油に向け、のらぼう菜です!
とにかく省力栽培目指してます。

kawasaki16-6コバ-1

kawasaki16-7コバ-2

<コバ>
9月のゲリラ豪雨で人参が流され、急遽作付け変更、主に1月採りのミニ白菜と3、4月採りのブロッコリーになりました。
マルチありとなしで生育差、作業性など実験中。今のところマルチありの方が断然生育よしです!

kawasaki16-8ふみお

kawasaki16-9森3

<上からふみお、森3>
夏の暑すぎもあってか、太りがいまいちで収穫待ってます。
リーキ来年は上手に栽培したいなあ。

kawasaki16-10森1,2

<手前から森1、2>
森1のえん麦育ってきました。
森2の里芋も順調に収穫してます!

kawasaki16-11 306西-1

kawasaki16-12 306西-2

kawasaki16-13 306西-3

<306西>
キャベツ・・・ほぼ秀品でいけそうです!
生き残りの人参も12月から採れそうです。

kawasaki16-14学校東1

kawasaki16-15学校東-2

kawasaki16-16学校東-3

kawasaki16-17学校東-4

<学校東>
ブロッコリーも頑張ってくれました!
年内採りの作がそろそろ採れそう。
3、4月採りもしっかり活着し、順調!
ミニ白菜は軟腐病大蔓延・・・秋の天候と多分多肥だったと反省してます。
撤去すべきところですが、どうなっていくのか観察してます。

kawasaki16-18学校西-1

kawasaki16-19学校西-2

<学校西>
上の写真右から4月採りキャベツ、早春採り大根、葉ニンニクなどなどです。
早春大根は始めから不織布+防虫ネットトンネルのものと、途中からビニールトンネル被せるもので実験!
キャベツもマルチありなしでトータルどちらが良いか実験してます。
大根の葉がため息が出るくらい美しくて、ついつい見入ってしまいます笑

今年は11月~5月採りでブロッコリー5,000株、キャベツ3,500株植えました。来年から面積を拡大し、かつ手が回るようにBT剤を実験的に使っていく予定です。
元々BT剤のことを全く知らず使うことに抵抗があったのですが、調べていくとバチルスチューリンゲンシスというどこにでも存在する枯草菌の一種を活用した生物農薬だということを知りました。
自然界の循環や多様な生物同士の相互作用を思い切り感じられる畑が面白いし、今後の自分にとって大切な軸になると思っているので、その軸に沿って活用できるBT剤を使用していこうと考えるようになりました。
何も知らずに「剤」や「農薬」という言葉に何となく違和感を感じていたのですが、何事も知らないままで済ますのはよくないなと改めて感じました。

最近「伝統は守り変えていくこと」という言葉を教わりました。
「有機農業はこうだ!」と固執せず、広い世界を知って柔軟に対応していきたいなと思っています。

challenger

川崎亮太

川崎亮太(かわさき りょうた)
HATAKEYA
三重県 いなべ市

1986年埼玉県生まれ。青年海外協力隊でエチオピアなどで暮らした経験や、環境問題への関心から、有機農業を始める。神奈川県の「NO-RA〜農楽〜」千葉康伸さんの元で3年間学んだ後、2018年3月、妻と共に「HATAKEYA」を開く。徹底的に学び、「有機だから」という言い訳なく胸を張れる野菜を作ることが目標。

写真家の眼 川崎 亮太

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