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2018.12.09

12月はちょっとのんびり作業。年が明けたら忙しくなりますよ!

ブログもあと数回。
来年の収穫に向けた、マンゴーの育て方の“これから”を、
去年の写真で振り返ってお伝えします。

年が明けたら、収穫後に外していた天井のビニールを張ります。
これはタイミングが重要で、年によって出蕾の時期が変わるので、
ハウス内の8割程度の芽が割れて膨らんだ状態になったら張ります。

kanbayashi16-1

(去年の様子)

同時に受粉昆虫の準備もします。
ミツバチは蜂屋さんに連絡し、ハエは魚を置いておくと集まります。
去年は、ハウス全体を覆っている防虫ネットが老朽化して破れたので、
新しくしてビニールを張りました。

これも1人では出来ないので、農業関係で知り合ってハウスに登った経験のある
身軽な男性や農大時代の同級生、アグリ女子会の方々に手伝って頂きました。
この時期はお天気も変わりやすく、風が強かったり小雨が降ったりしやすいので、
毎年ひやひやして日を決めていました。

そして、1月〜2月頃、
花穂が小さいうちに枝を吊っておいて光があたりやすいようにします。

kanbayashi16-2

(紐で枝を吊ります)

関西へ帰郷することになったため、今後の成長を見られないのは残念だけど、
食べ物を作る面白さや、自分が作ったものを食べて喜んでもらう経験をさせてくれて、
ありがとうマンゴー君達!
お別れの日までお世話させてもらいますね!

challenger

上林由香

上林由香(かんばやしゆか)
沖縄県 名護市

1967年京都府生まれ。関西で保育関係の仕事を20年経験した後、沖縄県立農業大学校で果樹を学ぶ。2015年、名護市で樹齢20年のマンゴー30本が植えられたハウスを借り受け「ゆいゆいハウス」を開園。家族のいる関西と行き来しつつ、販路も広げたいと考えている。

写真家の眼 上林 由香

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