2018.08.23
美味しい果実を、ありがとう!お疲れ様でした。
このブログを書いている今日8月11日は、またまた台風14号が来ている沖縄です。
マンゴーの収穫もほぼ終わり、お礼肥(おれいごえ)を入れました。
「美味しい実を、ありがとう。来年もよろしく」の肥料です。
うちでは年に4回施肥をします。春の蕾が出た時と、実が親指大の時。
そして、今回の様に収穫を80%終えた時のお礼肥と、収穫後に入れます。
(マンゴーの肥料。栄養分とコストを考えて、窒素を多く含みマンゴーよりも安いみかん肥料も少しブレンドしています)
収穫後はハウスの上のビニールを外し、雨に打たれ、のびのびと休んでもらい、
気温が下がってきたら来年に向けて枝を誘引して、枝に栄養をためていきます。
何だかんだと作業が続きます。
今夏、思い切って3本のマンゴーの木に引退してもらいました。
通路がなく、作業効率も悪いので切ろう!と決めましたが、
流石に自分1人では心が痛むので、夏休みで来ていた夫に切ってもらいました。
(両サイドの木が小さくまとまらずどんどん伸びてくるので、スペース確保の為に切りました)
日当たりも良くなり、風通しも良くなったので、菌や虫の予防になります。
限られたスペースの中で育てるので、ゴメンね、マンゴー君達。
引退お疲れ様でした。
(マンゴーハウスの一角にあるドラゴンフルーツの花です。こちらは姪っ子用に育ててます)
上林由香(かんばやしゆか)
沖縄県 名護市
1967年京都府生まれ。関西で保育関係の仕事を20年経験した後、沖縄県立農業大学校で果樹を学ぶ。2015年、名護市で樹齢20年のマンゴー30本が植えられたハウスを借り受け「ゆいゆいハウス」を開園。家族のいる関西と行き来しつつ、販路も広げたいと考えている。