SHARE THE LOVE

2018.06.23

大切なのは人との縁。その②

以前ブログに書いた、「大切なのは人との縁。その①」の続きを書こうと思います。

このブログを書くことになるきっかけも、やはり縁が繋いだのではと思います。
マイファームさんからの紹介で、このSHARE THE LOVE for JAPANに参加することになりました。

そのマイファームさんとの出会いには、紆余曲折がありました。
沖縄の農業学校に来てから2年がたった頃、
秋から借りられる予定の畑の草取りまでしていたのに、土壇場で契約内容が大幅に変えられ、
暗礁に乗り上げて気落ちしていた時、夫の父の病気がわかり、関西に一時帰省。

滋賀県でマンゴーを作っている方がいることを知っていたので、
その方に会いに行き、使われなくなった中古のマンゴーハウスを紹介してもらったところ、
借りる話に繋がり、ほぼ決まりかけたのですが、
持ち主から急な賃貸料変更を告げられ、あまりにも高額なため断わりました。
その後義父を送り、改めて関西でハウス探しをはじめました。

その頃、近畿大学が作っているマンゴーを見に行くチャンスがあり参加した時に、
メンバーの中にマイファームが運営しているアグリイノベーション大学校(AIC)の卒業生がいました。
マイファームが使用しているハウスの中で、使ってない幾つかのハウスを借りられる話があると聞き、訪ねたのがマイファームさんとの出会いでした。

結局、そのハウスはマンゴーを作るには条件があわず、
でもAICの卒業生なら全国の農地情報が入ると聞き、AIC関西校の週末半年コースに入学。
卒業後に沖縄に再び来ることになり、沖縄でハウスが見つかったのですが、
関西で農業仲間が出来た事は、販売や情報交換も出来てプラスになったし、
何より、このブログに繋がっているのですから、
良い事も、そうじゃない事も引っくるめて繋がっていくんだなーと感じます。

なので今や、これから出会った方の中には、何か未来に繋がっていく
縁のある方もいるかもしれないので、大切にしようと心がけています。

kanbayashi5-1

(マンゴーの袋かけが始まりました)

kanbayashi5-2

(摘果されたマンゴー達)

challenger

上林由香

上林由香(かんばやしゆか)
沖縄県 名護市

1967年京都府生まれ。関西で保育関係の仕事を20年経験した後、沖縄県立農業大学校で果樹を学ぶ。2015年、名護市で樹齢20年のマンゴー30本が植えられたハウスを借り受け「ゆいゆいハウス」を開園。家族のいる関西と行き来しつつ、販路も広げたいと考えている。

写真家の眼 上林 由香

過去の記事を読む

BACK TO TOP