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2018.06.11

3年目の浮気心

農業一本で食べていくにも覚悟がいると思う。
私は現金収入がないと不安になるタイプなので、
他の仕事もしながらマンゴーを作る事に決め、両立していく覚悟をした。
今はマンゴー栽培とは別に、アルバイトを週4〜5日している。
でも、今のようにだんだん農作業が忙しくなって、暑い時に、頑張る事が嫌になる時がある。

農作業に夢中だった1年目や2年目には無かったのに、
3年目になると、これから収穫で忙しくなるキツさを思い出して、憂鬱になる時もある。
こんな時は初心を思い出すために、過去のノートを見たり、
農業をやりたくてもやれなくなる時を想像して、後悔しないかを考えたり、
何だかんだ心がグルグルしながら続けている。

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(過去のノート。3年ダイアリーには日々のスケジュールと、その時の気持ちをちょこちょこ書いている。)

農作業の記録も大事だけど、気持ちの記録も大切!
将来の事も考えながら、今のことも大切にしたいという気持ちは、バランスをとるのが難しい!
悩んでいても、どんどん時は経ってしまう。
若い頃は周りに対して、いい子ちゃんだった。
それをやめて、迷惑をかける人生も有りだと考えるようになってからは、
幅が広がり、新しい人との出会いから世界が広がって、
こうしてSHARE THE LOVE for JAPANに参加して、ブログを書くことになったりしてる。
やっぱりやらない後悔より、上手くいこうと、いくまいと、やって後悔する方がいい。
さて、今日もマンゴー作り頑張るぞ!

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(マンゴー大きくなってきました。)

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(摘果したマンゴー。今までは捨てていたが、今年は加工品を作る予定。)

challenger

上林由香

上林由香(かんばやしゆか)
沖縄県 名護市

1967年京都府生まれ。関西で保育関係の仕事を20年経験した後、沖縄県立農業大学校で果樹を学ぶ。2015年、名護市で樹齢20年のマンゴー30本が植えられたハウスを借り受け「ゆいゆいハウス」を開園。家族のいる関西と行き来しつつ、販路も広げたいと考えている。

写真家の眼 上林 由香

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