SHARE THE LOVE

2018.05.06

マンゴーハウスは今、センター争い総選挙中!

マンゴーは、一本の枝に数十個の実がつきます。
その中から、自然に落ちたり、最終的には摘果して、たった一個だけが残る厳しい世界。
そう!まさにAKB48の総選挙の様です!

さて、私が栽培しようと選んだのは、何故マンゴーだったのか?
始めて食べたのは、まだイギリス領だったころの香港。
友人と旅行中ずっとはまって食べていました。

次に意識したのは就農を考えた時。
40才過ぎてのスタートだったのでサイクルが早い野菜より、
1年に1回だけ収穫する果樹の方が、年をとっても続けやすいかもと思ったこと。

それから、自分がずっと消費者だったから、中途半端なものは買わないと思い、
自分がお金を出してまで欲しいものかどうか。

そして、マンゴーなら私の地元の関西では珍しいものだから、
1年に1回の贅沢品なら買う人もいるかもしれないし、
知り合いへの直販なら美味しいマンゴーをリーズナブルに食べてもらえて、
喜ばれるニーズがあるかも。

と色々考えて、「マンゴーを作れるようになろう」と思い立ち、
紆余曲折を経て現在に至っています。

今年も無事に育ちますように!

kanbayashi2-1

(たくさん実がついているマンゴーの木)

kanbayashi2-2

(今は約1.5cmの大きさです)

challenger

上林由香

上林由香(かんばやしゆか)
沖縄県 名護市

1967年京都府生まれ。関西で保育関係の仕事を20年経験した後、沖縄県立農業大学校で果樹を学ぶ。2015年、名護市で樹齢20年のマンゴー30本が植えられたハウスを借り受け「ゆいゆいハウス」を開園。家族のいる関西と行き来しつつ、販路も広げたいと考えている。

写真家の眼 上林 由香

過去の記事を読む

BACK TO TOP