2023.04.14
島暮らし、農のある生活、イノシシを追いながら
はじめまして、Kura-Kura農園の亀谷潤と申します。Kura-Kura(クラクラ)はマレー語で亀という意味です。
人間主体ではなくまず自然があり、その傍らで自然の恩恵、自然の営みのおこぼれを少し頂く。常にその信念を軸にして自然への感謝を忘れずに生活をする。そんな生き方がしたくて瀬戸内海に浮かぶ島、大三島に移住して百姓を始めました。
2年前に島に移住し、1つ目のナリワイは農業のはずでしたが紆余曲折があり、1年目はイノシシ猟師としてデビュー。2年目はイノシシを捕りながら養蜂と、柑橘の有機栽培を学び、3年目の今年4月から養蜂家、有機柑橘農家として新規就農する予定です。
大儲けではなく、生きていける+αくらい稼げる農家を目指します。拡大を続ける資本主義、貨幣経済を否定しそこから離脱するわけではありませんが、自然の傍らで、日々の幸せに感謝しながら足るを知り、自給率を高め、本当に必要な分だけお金を稼ぐ。稼げるからと無理をして事業を拡大したりせず、人にも環境にも優しい、拡大はしないが安定して持続できる生活を紡ぐ。そういう生き方を実践して共有できればと思っています。イノシシを捕りながら、蜂を飼い、木を植える男の日常を紹介させていただきます。
Kura-Kura農園
Instagram @kurakurafarm
亀谷潤(かめたにじゅん)
Kura-Kura農園
愛媛県 今治市
1982年熊本県生まれ。海外を舞台に液化天然ガスプラントなどの設計、試運転職に就くが、現地での環境汚染を目の当たりにし、環境を汚染しながら拡大を続ける資本主義社会に疑問を持つ。「人間主体ではなく、まず自然があり、その傍らで自然の恩恵や自然の営みの分け前を頂く」という信念を軸に、自然への感謝を忘れない生活を志す。2021年、瀬戸内海に浮かぶ大三島に移住し、猟師・養蜂家・自然栽培の果樹農家としての挑戦を始める。2023年4月「Kura-Kura農園」を開く。
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