2021.12.22
2021年をふりかえって
早いもので今回で最後のブログとなりました!
ちょうど昨年の今頃は、家の改装や引っ越し準備の真っ只中で、新天地でどんな未来が待ってるのかワクワクしていたのを思い出します。今も家や農地はまだまだ手直しが必要ですが、少しずつ暮らしと自分たち家族の想いが結びついてきているように思います。
そして、そんな中「SHARE THE LOVE for JAPAN」の活動に挑戦者として参加できたことはとても楽しく、自分にとって大事なつながりとなりました。
ブログを書くことで畑にいる時とは違った感覚で自分自身と向き合えたこと、東京でのマルシェ出店や、普段の活動を本の記事にしていただいたり写真を撮っていただいたりと新しいことづくしで、沢山の刺激と気づきを得て、新たに成長することができたと思っています。
メンバーとの交流やこれからの活動も楽しみですし、これからもつながっていきたいと思います。こうして1年活動することができて本当に感謝です。
今後も安全安心の野菜づくりを土台に、来年は特に身の回りの畑の開墾や整備に力を入れていきたいと思います。
また、食卓をより豊かにするためにもまずは自給分から米づくりをして「食の自給率」を上げ、自分たちの近隣や関係する方たちとのネットワークも大切にしていけるように「関係自給率」も高めまくって、少しでも有機的なつながりを増やせるよう日々頑張っていきたいです!
自家採種を続けているオクラのタネ。今年も無事に種採り完了!
毎年丁寧に種採りを続けて育てていくと、不思議と土地の気候に馴染んでいき生命力を増していくように感じます。自家採種したタネたちに学んで、自分たちもこの土地で生きていく過程を大切に、少しずつ少しずつ地域に根付いていけたらと思います。
最後になりますが、このブログを読んでくださった皆様、本当にありがとうございました!
今回のBGMはこちら
T字路s「泪橋」
芽吹音農園
instagram:@mebukune_farm
石原潤樹(いしはらじゅんき)
芽吹音農園
栃木県 鹿沼市
1992年栃木県生まれ。有機農業界の先駆者である「霜里農場」(埼玉県小川町)の金子美登さんに感銘を受け、研修生として師事。2018年4月、「芽吹音農園」を開く。農薬・化学肥料・除草剤を使用せず、さつまいもを中心に自家採種・固定種の露地野菜を栽培。週末は仲間達とおでん屋を営み、採れたての野菜を提供する。野菜を育てる過程や生活において、仲間、地域、自然とより深く有機的につながることを願い、畑に立つ。