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2021.12.16

大根の収穫と貯蔵

12月に入り冬野菜の収穫を迎え、葉物や大根を漬物にしたり鍋に入れたり、一段と食卓が賑わってきました。

畑では夏野菜の片付けや寒さが厳しくなる前に大根の冬支度をはじめていきます。

今年の大根は、中耕と土寄せが効いたのか、無肥料でもよく育ってくれてました。11月頃には、雨などで固まった表面の土をほぐし、ほぐれた土を大根にかけていきます。サクッサクッと土が動く音にのって、「まっすぐ育て〜」と願いを込めて土寄せしていきます笑。

いつもは管理機で済ませてしまう作業でしたが、今年は数も少なかったので手作業での管理。鍬一本アナログスタイル!土寄せし続けていると鍬と土があたる音が心地よく、だんだん清々しい気持ちになっていきます。改めてこれからも鍬仕事は大切にしていきたいと思いました。

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無事に収穫を迎えた大根は、早々に土の中へ埋めていきます。
大根の頭が霜にあたって、凍って溶けてと繰り返していくうちに傷みが出てきてしまうので、それを防ぐために行っていきます。

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畑に大根と同じ長さくらいに土を掘って、葉を落とした大根を並べて、10cmほど土をかけてまた並べてという作業を繰り返し、最後は土の上に葉をかけて大根の冬支度完了。

無事に寒い冬を乗り越えてくれますように〜!

今回のBGMはこちら
laidback 「Sunshine Reggae (2008 Remaster)」


芽吹音農園
instagram:@mebukune_farm

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石原潤樹

石原潤樹(いしはらじゅんき)
芽吹音農園
栃木県 鹿沼市

1992年栃木県生まれ。有機農業界の先駆者である「霜里農場」(埼玉県小川町)の金子美登さんに感銘を受け、研修生として師事。2018年4月、「芽吹音農園」を開く。農薬・化学肥料・除草剤を使用せず、さつまいもを中心に自家採種・固定種の露地野菜を栽培。週末は仲間達とおでん屋を営み、採れたての野菜を提供する。野菜を育てる過程や生活において、仲間、地域、自然とより深く有機的につながることを願い、畑に立つ。

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