2021.07.28
オーガニックな八百屋さん
梅雨が明け夏本番の暑さがやってきました!照りつける太陽に参りそうになりますが、この暑い中でも育つ夏野菜に元気をもらえています。
今回は普段からお世話になっている八百屋さんについて書いていきたいと思います。
昨年から野菜を並ばせてもらっている、オーガニック八百屋「しあわせダネ!八百みく」さん。県内の宇都宮市で2週間に1度、ご縁のある有機栽培、自然栽培農家さんたちの野菜をご自身で集荷して、自宅の庭先でテントを張って開かれる小さな八百屋さんです。野菜の他にも、卵、お茶、パン、豆腐、果物など身体が喜ぶものがたくさん並びます。
店主の三厨さんは、スーパーに行けばなんでも安い野菜を買える今、日本の野菜の農薬や遺伝子組み換えの問題を耳にして、農薬や化学肥料を極力使わない野菜を毎日食べたかったこと、お年寄りが多く住んでいる地域であるのに買い物のできる店がなかったことや尊敬する農家さんたちの安心安全な野菜をたくさん食べてもっと広めたかったことが八百屋をはじめる動機になり八百屋を開かれました。
実際にお店に行くと、いろいろな世代の方が交じりあい賑わい買い物を楽しんでおられます。店主とお客さんが農業や子育て社会について語り合う姿もみられて、こういう小さい八百屋さんが日本にもたくさん増えたらいいなぁと思いました。
有機や自然栽培農家は、なかなか販路を見つけるのが難しいと言われている中で、僕達みたいな小規模農家にとっての売り先と、食に関心のある消費者さんにとっての買う場所を繋げる場所を開いている「しあわせダネ!八百みく」さんには、本当に感謝です!
毎月2回土曜日に開かれるオーガニック八百屋「しあわせダネ!八百みく」!
多くの人と人を繋ぐあたたかい店主の三厨さん。
店に並ぶ先輩農家さんの野菜を見て、いつも刺激を受けまくってます。
今回のBGMはコチラ
Johnny Adams「Salt of The Earth」
芽吹音農園
instagram:@mebukune_farm
石原潤樹(いしはらじゅんき)
芽吹音農園
栃木県 鹿沼市
1992年栃木県生まれ。有機農業界の先駆者である「霜里農場」(埼玉県小川町)の金子美登さんに感銘を受け、研修生として師事。2018年4月、「芽吹音農園」を開く。農薬・化学肥料・除草剤を使用せず、さつまいもを中心に自家採種・固定種の露地野菜を栽培。週末は仲間達とおでん屋を営み、採れたての野菜を提供する。野菜を育てる過程や生活において、仲間、地域、自然とより深く有機的につながることを願い、畑に立つ。