SHARE THE LOVE

2021.05.24

雑草管理怠ったら

関東もそろそろ梅雨入りに向かっています。今年はいつもより早い!これが今の気候!梅雨入り前に耕運、畝たて、定植などやるべきことがたくさんあり、毎日「あれやらなきゃこれもやらなきゃああ間に合うかな」と完全に梅雨に踊らされている日々です。

梅雨がやって来ると作物と同時に雑草の伸びも一気に加速していきます。
この間草刈ったばかりなのにもうぼうぼう!早く刈らなきゃ!伸びては刈って出てきては抜いての繰り返し。秋まで続く無限ループ。時々夢の中でも草刈りしてしまう次第(笑)。それぐらい草管理は普段から意識してしまいます。
ここまで草管理に気をかけている理由は、就農当初、野菜づくりに夢中で畑の回りの草管理を怠っていたら畑を貸してくれている地主さんから「草だらけでこれは畑なの?種が飛んだら周りの農家さんも大変だから除草剤かけようか?」と警告を受けた苦い思い出があるからです。その時は地主さんからイエローカードをもらった感覚になり、すぐにあわてて草刈り!なんとか急場をしのぎきりました。
その後は地主さんと畑でお会いした時は農法について理解してもらえるようコミュニケーションをとって、余裕があるときはまわりの農家さんの草刈りを手伝うよう心掛けています。
地主さんの警告を受けて貸し手の方や畑のまわりの農家さんと良好な関係を築いていくことも農業をしていく上で大切だと気付くことができました。


今後は、雑草が伸びすぎないよう努めていくことはもちろんですが、雑草にも一つ一つ役割や特徴があるのでよく観察してよく知っていくことと、敵対せず刈った草はマルチにしたり雑草堆肥をつくったり雑草も味方にして栽培・管理していきたいと思います。また警告をうけないためにも!(笑)

今回のBGMはこちら 
Minyo Cumbiero「Cumbia del Monte Fuji」

ishihara4-1

刈り払い機は必須アイテムのひとつ! 時にはイヤホンも装着。テンションあげて刈り払っていきます♪

ishihara4-2

ishihara4-3

苗も順調に育ってきました。定植まであと少し!苗の草もこまめに抜いていきます。


芽吹音農園
instagram:@mebukune_farm

challenger

石原潤樹

石原潤樹(いしはらじゅんき)
芽吹音農園
栃木県 鹿沼市

1992年栃木県生まれ。有機農業界の先駆者である「霜里農場」(埼玉県小川町)の金子美登さんに感銘を受け、研修生として師事。2018年4月、「芽吹音農園」を開く。農薬・化学肥料・除草剤を使用せず、さつまいもを中心に自家採種・固定種の露地野菜を栽培。週末は仲間達とおでん屋を営み、採れたての野菜を提供する。野菜を育てる過程や生活において、仲間、地域、自然とより深く有機的につながることを願い、畑に立つ。

過去の記事を読む

2021 挑戦者

BACK TO TOP