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2015.09.10

あ~夏休み!風の色の濃~い夏合宿!!

夏休みも後半戦に入りました。いかがお過ごしですか?

こちらは、ひょんなことから
「風の色のこれからの持続性を探るべく、夏合宿をやろう!」ということになり、
8月20日から1泊2日で開催してきました!
参加者は、日ごろから風の色に関わりのある方々、総勢14名。
急なお声がけにも関わらず、驚きの数!(感謝の気持ちに堪えません)

内容もさることながら、集まったメンバーの濃いこと!
農業系の大学の先生、ジモトの農家を応援する団体、食育を地域で展開している方、
風の色の援農スタッフ、障がいのある方々と農作業などをする福祉施設の方、
新規就農に向けて研修中の方、企画やwebを通して農家を応援している人、
そして風の色の私たち。
もちろん私たちの野菜を届けていたり、畑にも来たことがある方々なので、
日頃から風の色のことをよく知っているメンバーです。

そして肝心な内容は…「風の色ってなに?」をお題に挙げ、
自由に意見を出し合う「ブレーンストーミング」と、
そこで出たアイディアをグループ化し論理的に整理していく「KJ法」という手法を使い、
風の色のコンテンツをバラバラに分解していきました。(こんな感じ↓)

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例えば、経営については…
農業は生業ですから、経営的な観点からの追求が必要です。
ただ、そこだけに絞って考えてしまうと、
単なる労働力として効率重視で畑を走り回ることになります。
当然のことながら、想いだけでも持続して行くことは出来ませんが、
しかしそれは、私たちが目指すものとは違うのです。

さらに…「なぜ農業をしているの?」「どこに喜びを感じる?」など、
風の色の2人「ゆうちゃん(細渕)」と「なおみさん(今村)」のそれぞれの想いに迫ります。

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参加者からの鋭い質問にじっとりした汗をかき、
熱い思いにウルウルきてしまったこともありました。

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そうして見えてきたものは、
風の色の2人のウィークポイントとストロングポイント。

ゆうちゃんはとにかく栽培が好きで、援農の方たちと畑で過ごすことや、
畑を通して人と繋がることを大切にしたいと思っている。
私は、年齢に伴う体力的な問題がウィークポイントになりつつあり、
作業が大変と感じることも。でも人と人を繋げることはどうやら得意らしい。
風の色の新たな展開を考え、それを実現できるように動くことも好きみたい。などなど。

まさに二人のそれぞれの違いが互いに補い合うことに改めて気が付いていくことになります。
そして、本当にお互いを活かし活かされて、
納得してやっていける農家としての姿が浮かび上がってきます。

何よりも就農7年目にして基本に立ち返ることができたこと、
年月を経て変化を遂げる風の色の目指す方向が見えたことは、濃~い収穫でした。
風の色は畑を耕して、野菜を育て届けることで、
「土とつながる、人とつながる、心がつながる、やさしい暮らし…」
を表現していきたいと思っています。

風の色を応援してくださる多くの皆さんに感謝して…

その他の挑戦者

  • 大野收一郎
  • 佐藤友明
  • 千葉治
  • 宮﨑康介
  • STL編集部

challenger

今村直美・細渕有里

様々な人とつながる畑に
今村直美・細渕有里(いまむらなおみ・ほそぶちゆうり)
千葉県 我孫子市

まわりのみんながつながり、支えあっていく畑作りを目指す。6年前に2人で就農。今村さんは1970年生まれ千葉県出身、細渕さんは1986年生まれ埼玉県出身。

写真家の眼 今村直美・細渕有里

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