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2019.11.30

販売における視野を広げるための情報収集の大切さについて。具体的には本を読んだり、出来るだけ会いに行くこと

こんにちは。はせがわ農園の長谷川です。

私事ですが、来年は野菜栽培をほとんど止めて、メロン栽培に特化して収量を増やす計画を立てています。
栽培技術に関しては解決できないと感じる不安要素はないのですが、販売については難しい事が多いので、今色々な情報収集にあたっています。

最近は、ハーブやお茶で有名な方に会いに行ったりしてアドバイスを聞きました。実際に会いに行くと具体的なアドバイスをいただけるので、来年の計画を立てる上でとても参考になります。

あとは、本からの情報収集も欠かせません。
最近読んだ本では、野口憲一(著)『1本5000円のレンコンがバカ売れする理由』(新潮社、2019年)がとても良かったです。
自分が今悩んでいることが著者の過去と重なることが多く、それに対してとった行動がとても参考になりました。僕も同じ行動をとっていこうと現在考えています。

話は変わりますが、僕は毎月2回勉強会に出席しています。
一つは地元富士宮で、僕とこだま農園の岩野さんで開催している勉強会です。地元の農家や消費者の方と、率直な意見交換や情報交換を行うのが目的です。
もう一つは、静岡市で毎月行われている「静岡ゆうきの会」が主催している勉強会です。この勉強会の趣旨も、地元で行う勉強会と同じような感じなのですが、参加メンバーには大学や高校の先生や学者さんがいて、話を聞くだけで面白いので参加しています。

農家は普段なかなか本音を語り合う場がないのですが、勉強会ではそれが出来ますし、先輩農家さんの経験談から話される言葉は、自分の視野を広げる上で勉強になります。

継続は力ですから、続けながら今後も楽しく出来ればと思っています。

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(富士宮での勉強会の様子)

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長谷川翔太

長谷川翔太(はせがわしょうた)
はせがわ農園
静岡県 富士宮市

1984年北海道生まれ。無農薬・無施肥リンゴで有名な木村秋則さんの自然栽培に感銘を受け、Hokkaido木村秋則自然栽培農学校で学ぶ。2017年6月、有機農業が盛んな富士宮市で「はせがわ農園」を開く。多品目の野菜に加え、成功例の少ないメロンの自然栽培に挑戦。農法確立はもちろん、味の追求にも力を尽くす。

写真家の眼 長谷川 翔太

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