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2019.04.24

植物の成長について

こんにちは。長谷川です。

今年は去年よりも寒く、このブログを書く前日(4月10日)は、富士山の麓にも雪が降りました。そんな寒さにも耐えてメロンたちは毎日頑張っています。

2回目のブログは、植物の成長について書きたいと思います。

僕は肥料を使わないので、植物の成長には「温度」と「水」と「光合成」が必要だと考えています。露地で栽培する野菜に関しては、これらを人工的に制御できないので、上の3つの条件を考えることはあまりないのですが、ハウス栽培ではこれらのことを常に意識します。

ハウスでは主にメロンを栽培しているのですが、まず温度に関しては、メロンの生育適温に合う温度管理を行います。
昼は簡単なのですが、難しいのは夜です。僕は暖房を使わないので、保温のためにメロンに二重のトンネルビニールをするのは勿論ですが、天気予報で夜の温度が寒くなりそうな時は、早ければ15時から16時の間に閉めます。
こうすることでトンネル内の温度をなるべく10度以下にならないようにしています。

植物は昼も夜も成長しますが、夜の方が成長が早く感じるので、生育適温に合う温度をなるべく維持することがとても大事だと思っています。

次回は水やりについて僕の考えを書こうと思います。

hasegawa2-1

(現在のメロンの様子)

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(花が咲いたプラム)

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長谷川翔太

長谷川翔太(はせがわしょうた)
はせがわ農園
静岡県 富士宮市

1984年北海道生まれ。無農薬・無施肥リンゴで有名な木村秋則さんの自然栽培に感銘を受け、Hokkaido木村秋則自然栽培農学校で学ぶ。2017年6月、有機農業が盛んな富士宮市で「はせがわ農園」を開く。多品目の野菜に加え、成功例の少ないメロンの自然栽培に挑戦。農法確立はもちろん、味の追求にも力を尽くす。

写真家の眼 長谷川 翔太

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