2016.05.16
はじめての収穫、出荷作業に大慌て
気温が随分と上昇し、それと同時に雑草も元気に伸びてきたので、
三角ホー等を使って除草しています。
もう少しすると、刈払機やハンマーナイフがほしいところです。
そんな中、雑草に負けないほどぐんぐん伸びてきた「小松菜」の収穫が始まりました。
就農して初めての収穫となります。
3月の半ばに蒔いて、不織布に防虫ネット、マルチ栽培という完全防備体制でしたので、
目立つ虫食いや病気もなく上手く成長してくれました。
収穫から調整作業、出荷まで一連の流れは研修先で学んできましたが、
いざそれを自身でやってみると、下葉や根を切り、重さを量り、
袋詰めに、シールを貼るという作業に大分時間がかかってしまいました。
袋の位置や、コンテナの位置、歩く動線といった流れを、
製造業の考え方を参考にして、どんどん改善していこうと思います。
初出荷は、ご縁がありマイファーマー世田谷店に出荷させていただくことになりました。
ここでは、他の農家さんのこだわりの野菜が沢山陳列しています。
ポップなど販売促進ツールも個々にオリジナリティーに富んでおり、とても参考になります。
私も、素人ながらラベルシールで、なんとか作成。
生産者の思いをシールにぶつけてみることも大切だと感じています。
次回は、改善すべきところをきっちり直していこうと思います。
まずは、小松菜が無事に成長してくれたことに感謝!土に感謝です!
繁昌知洋(はんじょうともひろ)
東京都 青梅市
1990年 東京都生まれ。大学在学中に海洋生命科学部で、河川の生態学を専攻し、川と海と農村をつなげる持続可能な社会作りを意識し、一番身近に感じた農業を志す。東京出身ということもあり、2016年2月より東京・青梅市にて就農。野菜ソムリエの資格を活かし、知られざる江戸東京野菜や珍しい品種の野菜栽培にも意欲を燃やす。同時に、研修時代の仲間とともに地元でのマルシェ開催や青梅野菜のブランド化も構想している。