2016.05.04
就農してから1か月 ハラハラ、ドキドキの毎日
実際にお借りした圃場で作付けしてから1か月以上が経ち、
毎日目標に向かって行動しています。
(3月上旬に種芋を用意したジャガイモも大きくなってきました)
以前まで、研修先の農家さんでは、同じ仲間や師匠のもとでの栽培が主だったのですが、こうやって独立してみると意欲や期待感はありますが、自分の栽培や経営に対する技量の無さを実感しています。新規就農は、一般的に起業と同じなので、栽培はもちろんのこと、経営や営業力、創造力も身につけていく必要があります。なので、常に頭の中がフル回転している感覚です。
現在では、30品目の野菜をはじめ、サラダに使用できるようにベビーリーフ、サニーレタス、水菜を栽培。鮮度がおちやすい枝豆、トウモロコシ等の播種、定植をしています。都心に近いというメリットを生かし、様々な野菜を食卓に飾ってほしいという思いで、少量多品目栽培にチャレンジしています。
播種にも直に蒔いたり、セルトレイやポットで育苗してから圃場に定植したりと、野菜によって栽培方法が様々です。分からないことは、師匠や、仲間、本を調べたりして栽培中ですが、すでに多く失敗をしています(汗
1年目なので、正直どういった野菜がうまく育てるかわかりません。
ただ、失敗するなら先が良い。
沢山の経験をしてチャレンジ精神でいこうと思っています。
繁昌知洋(はんじょうともひろ)
東京都 青梅市
1990年 東京都生まれ。大学在学中に海洋生命科学部で、河川の生態学を専攻し、川と海と農村をつなげる持続可能な社会作りを意識し、一番身近に感じた農業を志す。東京出身ということもあり、2016年2月より東京・青梅市にて就農。野菜ソムリエの資格を活かし、知られざる江戸東京野菜や珍しい品種の野菜栽培にも意欲を燃やす。同時に、研修時代の仲間とともに地元でのマルシェ開催や青梅野菜のブランド化も構想している。