2016.07.15
仕事の原動力
梅雨だというのに、晴れの日が続き、
連日30℃を越える日が増え、体力との勝負になってきました。
朝4時半に起き、涼しいうちから収穫、調整、出荷としていくのですが、
1人で作業しているので、ひと段落ついた頃には昼過ぎ。
昼休みもつかの間、トマトの芽かき作業や畝間の除草作業に追われて
あっという間に夕方に突入。1日の流れがこんな早く感じることは、
今までなかったです。そんなこんなで、疲労が蓄積するのですが、
疲労回復に効果的なことは、身体を休めることが一番ですよね?
僕は違うのかもしれません。
その足で、川に行って釣りをしたり、網で魚をすくったり、
はたまたこの時期限定の昆虫採集へ出かけます。
元々、家の中でひきこもることが苦手で、休みの時間があれば
外に行って、アウトドアを楽しんでいました。
疲れていても、身体を休めることも大切ですが、周りの環境や自然と
触れ合うことで、心の疲れは取れているのかもしれません。
7月って、野菜の成長も盛んですが、魚や昆虫、動物達も盛んなのです。
四季折々の自然を体感することが一番のリフレッツシュにつながっています。
たまたま農業をさせていただいている東京青梅市は、自然豊かな場所。
ちょこっと釣りを楽しんできました。
多摩川上流には、管理釣り場もあり、イワナやヤマメが放流されています。
竿のルアー(疑似えさ)をつけて、フィッシュ!!!
釣れたときの瞬間は、感動的です。
「遊びも全力で楽しむ」
これが、仕事(農業)に対する原動力でもあり、
モチベーション向上につながっているのだと感じました。
よし、明日も頑張るぞ!
繁昌知洋(はんじょうともひろ)
東京都 青梅市
1990年 東京都生まれ。大学在学中に海洋生命科学部で、河川の生態学を専攻し、川と海と農村をつなげる持続可能な社会作りを意識し、一番身近に感じた農業を志す。東京出身ということもあり、2016年2月より東京・青梅市にて就農。野菜ソムリエの資格を活かし、知られざる江戸東京野菜や珍しい品種の野菜栽培にも意欲を燃やす。同時に、研修時代の仲間とともに地元でのマルシェ開催や青梅野菜のブランド化も構想している。