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2017.11.28

3度目の秋冬

2015年9月から独立・就農して、3年目を過ごしている、ふじはら農園です。

今年は、ミニキャベツや茎ブロッコリー、カリフラワー、レタス、ミニ白菜などの苗の準備をある程度適期に進め、これまでより早く植えることが出来たので、収穫も早く始められそうです。
前回お伝えしたように、虫食いに遭ってしまいましたが)

具体的には、ミニキャベツやカリフラワーは、前回は年が明けて2月からやっと収穫できたのですが、今回は、ミニキャベツは11月初旬から、カリフラワーは11月下旬から収穫できます。

小松菜、ミニチンゲン菜、水菜などは、今年は緑肥であるソルゴーをすき込み、
施肥も、播種より1ヶ月以上前に行って土作りがよかったこともあってか、
防虫トンネルが台風で早々に剥がれてしまったにも関わらず、虫食いはほとんどなく、
きれいな野菜が11月中旬から収穫できます。

ミニキャベツなど、夏の苗づくりは相変わらず下手くそで、
暑いハウス内での温度と水の管理が難しくて徒長し、ひょろひょろぐねぐねした間延びした苗になってしまいましたが、植えてしまえば野菜がなんとか頑張って生長してくれて、ありがたい限りです。

虫に食われたものも復活して来たりして、未熟な農家は野菜に助けられています。

未熟な農家の作業管理、栽培技術などが向上すれば、どうなるか?
有機栽培でも、品質、収量共にすごいことになりそうです!
(今はまだまだで、すごい状態をお見せすることはできそうにありませんが)

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(虫に食われても復活してきたミニキャベツ)

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(手前から、もうすぐ結球しそうな玉レタスと結球してきたミニ白菜)

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(大きくなってきたミニチンゲン菜。和・洋・中のどんな料理にも合います)

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藤原直樹

藤原直樹(ふじはらなおき)
鳥取県 伯耆町

1973年鳥取県生まれ。愛媛の機械製作会社で10年余り働いた後、高知の山下一穂さんが塾長をつとめていた土佐自然塾で研修し、地元鳥取に戻って「ふじはら農園」を開く。妻と子ども3人の5人家族。

写真家の眼 藤原直樹

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