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2017.08.07

2度目の夏

今回は、ふじはら農園としての2度目の夏の状況をお伝えしてみたいと思います。
今栽培しているのは、ナス、キュウリ、オクラ、ミニトマト、スイートコーン、枝豆などです。

ナスやキュウリ、オクラは、今年はまだ野菜の体が小さいときから、とにかくアブラムシが大量に付いて野菜の生育を阻んでおりました。

その原因として次のことを考えました。
<畑の中や外の雑草をきれいに刈りすぎて、テントウムシなどのアブラムシの天敵を畑から追い出してしまっていた。>

収穫できるまで育つのかと非常に心配、半ばあきらめも感じておりましたが、
その後に、アブラムシなどの害虫の天敵の誘引に効果のある緑肥を植えるなどして対策し、
テントウムシも大量に来てくれ、7月に入ってアブラムシは激減し、元気に生長してきてくれています。

・ナス(総延長115mの畝)と畝の両脇に生い茂るソルゴー(緑肥。ここがアブラムシを捕食するテントウムシの住処になります。)

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あまり成長していない株もありますが、収穫量はここ10日間で平均8kg/日。
これから枝を整えたりしながら生育の手助けをしていきたいと思います。

・キュウリ(25mの畝2本にアーチをかけてネットを張っています。)

fujihara8-2

生育の悪かったところが分からなくなるくらい茂ってきました。
収穫量はここ10日間で平均13kg/日。
これから葉を適度に落として若い葉や実や芽に太陽の光を届けたいと思います。

自分よりもはるかに野菜は強いなと感心する今日この頃です。

challenger

藤原直樹

藤原直樹(ふじはらなおき)
鳥取県 伯耆町

1973年鳥取県生まれ。愛媛の機械製作会社で10年余り働いた後、高知の山下一穂さんが塾長をつとめていた土佐自然塾で研修し、地元鳥取に戻って「ふじはら農園」を開く。妻と子ども3人の5人家族。

写真家の眼 藤原直樹

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