2017.06.07
畑へGO!
僕が移り住んで農業させてもらっているのは、大平原(たいへいばら)という集落です。
ここは戦後の開拓地で、森を切り開いて築かれた場所です。今は広い農地が広がっていますが、最初の苦労はいかほどだったのでしょうか。
黒ボクと呼ばれる、水はけがよくて水持ちもいいという良質な土壌で、条件の整った状態から農業をスタートできたワタクシは大変ラッキーです。集落の人々は皆さん優しくて、仲良くさせていただいているのもありがたいです。
さて今回は、トマト、ナス、ピーマン、キュウリなどの夏野菜の苗を植え終わって一服している日曜日、家から畑までの風景をお伝えします。
(居住エリアから農地エリアへ向かう道)
3人のお供を連れて出発です。
(農地を通る幹線道路)
ご近所の野菜畑や和牛の牧草畑の横を通ります。
お天気がいいと「東の富士山・西の大山」とも言われる名峰・大山(だいせん)を正面に仰ぎ見ることができます。
(こちらは雄の乳牛の肥育場)
牛さんたちの注目を浴びながらさらに進みます。
(うちの畑)
着きました。借りている畑は農地エリアの中でも少し隔離されたような場所にあり、静かで人目もなく、自分の世界に没頭出来て、とてもいいんですよ。
(植え終えたばかりの夏野菜など)
準備万端、今年の夏もやって来い!です。
藤原直樹(ふじはらなおき)
鳥取県 伯耆町
1973年鳥取県生まれ。愛媛の機械製作会社で10年余り働いた後、高知の山下一穂さんが塾長をつとめていた土佐自然塾で研修し、地元鳥取に戻って「ふじはら農園」を開く。妻と子ども3人の5人家族。