2015.05.15
前途多難?のスタート
今回のブログのテーマが芽吹き・栽培方法ということで…
肥料・土作りについて書いてみます。
まず、土作りの前に使う畑について考えてみました…というのも
今シーズンから畑を千葉から埼玉へ移す事になったからですけど…
雑草は刈っていたみたいですが、5年以上作付けしていなかった畑と
言っていた気がするので…(どうなることやら)
諸事情で畑に入ることが遅くなってしまい、
4月に入ってからの作業ですが…とりあえず、
◆「pH」チェック
…おおむね6.6~6.8。
本来なら、NPK(窒素・リン酸・カリウム)なんかの濃度の土壌診断も
キッチリすべきところでしょうが…
(※pHチェック=土壌の酸度を計ること。一般的にはpH6.0~6.5が理想ですが、
野菜の種類よっても好む土壌酸度が異なります。)
◆「日当たり&水はけ」チェック
…畑の一部、木の影によって日照時間が短めな場所をチェック。
畑の縦横の長さを測って、作付け配置の計画をします。
そして、作物ごとに「窒素量」を計算して「堆肥」を準備。
今回は、果菜類が多いので、NPK肥料として、
花と実のつきを良くするP(リン酸)が多めの「発酵鶏糞」と「発酵豚糞」、
カルシウムとして「有機石灰」を用意。
さて、肥料を撒いてトラクターで耕そう!…と思ったところ
・・・雨・・・風・・・
天候に恵まれず作業が進まない…日頃の行いのせいか?
「発酵鶏糞」 とはいえ、肥料を土に馴染ませるためには
少し時間をおいた方が良いので、撒いてからすぐに植えつけるのも
どうかと思いながら…「まあ、苗作りも遅れていることだし…」 と
自分に言い聞かせながらも…
少々焦る。
まあ、なるようにしかならない…という事でこれから頑張ります。
量よりも質にこだわる農家に
千葉治(ちばおさむ)
埼玉県 新座市
友人のインド料理店に納品するインド野菜を主に生産。量よりも質にこだわる。バックパッカーを経て3年前に就農。1968年生まれ神奈川県出身。